行くのか行かないのか、それが問題だ。To go or not to go – That is the question. / Para ir o no ir, esa es la cuestión.

残り少ない予算と時間を使って、どこへ行くのかをふたりで話し合った。残すは中東、アジア、オセアニア。 行きたい場所はまだまだいくらでもあるけど、予算や時間以上に足らなくなっているものがあった。それは僕らのエネルギー、気力だ。

サイヤ人

たとえばインド。絶対行きたい国のひとつではあるけど、すごくパワフルででっかい国。とてもじゃないけど今の僕らではただただ疲れてしまって気持ちがやられることは目に見えている。 中央アジアの国々、ネパールやブータンやキルギスやウズベキスタン。いつかは行ってみたいけど過酷な移動に耐えられる自信はない。 旅も終わりに近づいてくるにつれ、エネルギーがなくなってきているのを感じる。こうなってくると東回りで南米やアフリカを先に行っておいてよかったなと思う。アジアやオセアニアはまた次回ゆっくりかな。

そんな中で、最後まで行くかどうかを迷ってた国がある。それはヨルダン、イスラエル、パレスチナ、エジプト。

ヨルダンにはインディージョーンズ最後の聖戦の舞台、ペトラ遺跡がある。

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イスラエルとパレスチナには聖地エルサレムが。そしてヨルダンとの間にはあの死海もある。

エジプトにはピラミッドをはじめとするロマンあふれる世界が広がっている。

一方でニュースを見ると中東の国々ではテロが多発していて、イスラエルとパレスチナの対立で何人も死んでいて、エジプトではカイロの治安は悪化する一方。そして観光バスがテロリストに間違われて軍隊から一斉射撃されていた。

でも結局僕らはモロッコからヨルダンに飛んで、陸路でパレスチナを通ってイスラエルに入国。イスラエルから空路でイスタンブール。そこからバンコク、そして日本に帰ることにした。

ヨルダンはイスラエルやパレスチナの隣だけど治安は安定していた。そしてイスラエルとパレスチナについては、イスラエルの友人から「ツーリストは心配ないよ」といろいろ情報を教えてもらい、外務省海外安全ホームページも確認し、自分たちでも情報を集めて納得出来たので行ってみることにした。

※海外安全ホームページリンク http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/

「危ない場所には絶対行かない」と決めて出てきた世界一周旅行。 これまでどんなに行きたくても「危ない」という理由で避けて通った場所もたくさんある。 根拠はやはり外務省海外安全ホームページ。 ニュース情報はもちろん参考になるけど、各国の日本大使館で働く方たちからリアルに届けられる情報はなによりも正確だと思う。そのうえであとは自分たちの判断。

今回エジプトも大丈夫だとは思ったけど、予算と時間の関係でパスすることに。

まだまだ行きたい場所はたくさんある!次回の楽しみを世界中に残したまま、世界一周新婚旅行はラストスパートに入ります!