遠き昔のワイナリー⑦ The Winery in Early Times no.7 / La Bodega en Los Primeros Tiempos no.7
|絶海の孤島イースター島で、僕らはルイのワインを飲んだ。
海老のトマトクリームソースパスタを食べながら優しいにごり白ワイン。海老のカレーを食べながら大好きなうすうま赤ワイン。どちらも素直に体に染み込む美味しいワインだった。 そしてせっかくなのでモアイと一緒にワインの写真も撮ってみた。
ちなみに、今年から日本でもルイのワインが飲めるようになった。ラシーヌという自然派ワインのインポーターさんが輸入してくれている。
「ルイ=アントワーヌ・リュイット」もしくは「アグリコーラ・リュイット・リミタダ」で検索してもらうと扱っている酒屋さんのページがいっぱい出てくる。
ぼくのオススメは 「Huasa de Pilen Alto ピレンアルト」といううすうま赤ワイン。 そして「Legno Duro レーニョドゥーロ」という果実感たっぷりの赤ワイン。 そして「Gordo Blanco ゴルドブランコ」というにごり系白ワイン。 ぜひこれらのワインをたくさんの人に飲んでみてほしいと思う。重いとか濃いというチリワインのイメージとは全然違うルイのワイン。遠い昔からチリの人たちが作ってきた昔ながらのワインの味。夕方、ワイナリーに帰る道の途中でルイが教えてくれた。
「ここがチリなんだ。そしてこれがチリのワインなんだ」
チリの人たちがゆっくりと守り、のんびりと作り育ててきたぶどうで自然のままに作ったルイのワインをみんなも気に入ってくれればいいなと思う。
遠き昔のワイナリー、おしまい。