不思議な家に泊まってます。　I stay in wonder house. / Me quedo en casa maravilloso.

Roppei | 2015-01-08 | 04. Guatemara（2014年12月 & 2015年1月）, Country |

グアテマラにあるシェラという街で泊まっているのはなんだか不思議な家、タカハウス。

壊れた電子部品のようなピンポン。中から出て来てくれたのはこないだメキシコでこないだ会った男の子。旅をしていたんだけど今はこの家の管理人さん。ものすごい吠えてる、でもめちゃシッポ振ってる白い犬。テーブルを囲んでそれぞれに過ごす住人のみなさん。

毛布は３枚置いてありますけど寒くなったら言ってくださいって、そんな寒いの？
共用シャワーのお湯は日本出て以来いっちばん、熱いの。

洗濯した中庭には縦横無尽にロープが張られてて、でっかいプラスチックのたらいがあって。
ロンサカパっていう美味しいラムのみながら葉巻吸ってる人とか、でっかいスーツの上着来てパソコン叩いてる人とか、廊下でスペイン語勉強しながら関西弁でしゃべってる人とか。
廊下の片隅に置かれてるダンボールにはいらなくなった服や靴がたくさん。自由に持って行っていいよって。
ごはんの時間はみんなでテーブルを囲む。管理人さんたちが2人で美味しいごはん作ってくれる。
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今日はひじきごはん、ひき肉と野菜の煮込み、熱々の野菜スープ。食後にフレッシュカモミールティー。
旅行じゃなくて生活に近くて、ほっとする。ここにもうちょっといたくなる。そんな気持ちになるのも分かる気がする。
こないだ14年ぶりに日本に帰ったタカさん。成田について実家の熊本に帰るまでに東京、大阪、福岡でそれぞれタカハウスに来てくれたお客さんたちにごちそうしてもらって、1ヶ月日本にいたのに地元の熊本には1泊しかしなくて。高速バスの予約が出来なくて、高いお金払って新幹線乗って、日本のバスの窓口の人は冷たいってぼやいてるタカさん。
管理人の男の子は僕たちにタカさんってどんな人って聞かれて「おじいちゃん。初老？？」って言ってたけど、おじいちゃんちょい手前の変なおじさん。うまく説明できないのでご飯食べるとこの壁に貼ってある紙だけ撮影してみた。
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グアテマラに帰って来て「ホッとした」と言ってたタカさん。
晩ごはんの野菜スープの野菜をいやがるタカさん。
それを見られて「ちゃんと食べなさい」とみんなにしかられるタカさん。
わざわざ他の宿からここにご飯食べに来る人たちもいて今夜の食卓は総勢13人。
長くいる人たちは笑いあったりちょっとケンカしたりほんま家族みたい。
そんな家族のおうちにちょっとお邪魔させてもらってるみたい。
食事終わったらみんなでジャンケン。負けた人3人で洗い物。あとのみんなで片付け。
本気でジャンケンしてちゃんと負けてたタカさん。ただいま連敗中。
そしてちゃんと負けてたうちの嫁。明日は勝てるといいねー。
ご飯食べるとみんな交代でシャワー浴びる。自分の部屋で本読んだり、テレビ見てたり、宿題したり、22時くらいからかなポツポツ「おやすみなさい」が聞こえる。テーブルの上には作りすぎたー！って言ってたひじきごはんがまだあるけど、今日は3回おかわりしたからお腹いっぱいやなー。寝れるかなー。ちょっと寒くなってきたなー。もうちょっとだけ起きとこう。寝れるまで本読んどこう。

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将来の飲食店開店を目指して大学卒業後、高級スーパーマーケットに就職。野菜売場、乳日配売場を担当して食材の面白さを肌で感じる。鹿児島に移住するタイミングで転職。飲食店向け広告営業をやりつつ、鹿児島の街を元気にする活動に色々参加するうちに鹿児島で自分の飲食店をやりたいと思い始める。飲食店の現場で修業したいと思い、再び東京に。丸の内にある大型繁盛店で基礎基本を叩き込んでいただく。その後、自分の独立したい形に限りなく近い小さくて強いお店を何店舗も運営している会社に転職。2014年10月で退職し、世界一周旅行へ。 日本に戻ったら、鹿児島でワイン居酒屋を開店。鹿児島の街を元気にする活動を再開！ facebookはこちら