大満足のケープタウンドライブ Driving Around Cape Town. / Conducir alrededor de Ciudad del Cab.
ウイントフックから2階建てバスで20時間少し。南アフリカのケープタウンに辿り着いた。ケープタウンは南アフリカの立法府所在地。1652年に植民地として設立され、内陸部開拓の起点になったため今でも南アフリカの白人入植者からはMother Cityと呼ばれている。
ザンビアで出会ったれいちゃんとゆうきくんにウイントフックで再会。そしてケープタウンでは一緒にレンタカーで旅することに。
ちなみにケープタウンはレンタカーがとても安い。こちらの会社(Around About Cars https://www.aroundaboutcars.com)で予約したら車が無かったらしくこちらの会社(Tempest Car Hire http://www.tempestcarhire.co.za)に回してもらった。24時間でオートマ普通車が500ランドくらい。1日走ってガソリンが140ランドくらいだった。
ケープ半島を南下。まずはボルダーズビーチで目元がピンクのケープペンギンたちに会って来た。ちっちゃくてめちゃかわいい。60ランド払うとビーチまで入ることが出来るし、泳ぎたい人はペンギンと泳ぐことだって出来る。
ペンギンに夢中な人たち。入場料は払わずに外から見たけどいっぱい見られた。
ちょっと戻ってサイモンズタウンという港町、フィッシュ&チップスが有名な食堂「Solty Sea Dog」でお昼ご飯。3種類のフィッシュ&チップスとカラマリ&チップス。魚はHake メルルーサと、Snoek かますの一種と、Kingklip あま鯛の一種の3種類。ふわっとしたHake、青魚の風味が濃くて骨がたくさんあるSnoek、そしてしっとりほくほくのKingklipとそれぞれ違って楽しい。カラマリは日本のイカよりも柔らかかった。モルトビネガーをたくさんかけて食べる。
これがHake。
そしてSnoek。骨が多い。
さらにKingKlip。
ヴァスコ・ダ・ガマが1498年に発見した喜望峰回りのインド航路。喜望峰と昔の灯台が置かれたケープポイントはケープ半島の南端、ケープ半島国立公園の中にある。入場料大人ひとり110ランドを払って入る。8月から10月はちょうど春。野生の花がたくさん咲いていた。
空は綺麗に晴れてるけどとにかく風が強い!まずはケープポイント。灯台まで連れてってくれるケーブルカー(名前はフライングダッチマンという)は片道45ランド。僕らは強風にびびりながらも、もちろん歩いて上り下りする。
ケープポイントから徒歩でも行けるけど、僕らは車でぐるりと回って喜望峰へ。喜望峰は岩山。歩いて登るためのルートは一応あるけど、その途中にはけっこう足がすくむような崖っぷちもある。風が強いから飛ばされそうになるし、ほんと怖い。喜望峰には野生のマングースやダチョウもいる。命の危険を感じながら絶景を堪能。駆け足で降りる。
マングースの後ろ姿。
遠くにダチョウたち。
車に戻ってふたたびドライブ。ケープ半島の西側沿いを走る絶景有料道路チャップマンピークドライブ(普通車料金40ランド)を通ってケープタウンの街中まで戻る。道は狭いけどほんと綺麗。晴れた空と光る海。気持ちいい。
そしてウォーターフロントと呼ばれるおしゃれスポットへ。ウォーターフロントで一休み。ここには観覧車やクラフトビールの店やシーフードレストランが軒を連ねている。
そしてここからはケープタウン沖合にあるロベン島へのフェリーが出ている。ロベン島の刑務所はアパルトヘイト廃止運動の中心人物であったネルソン・マンデラ大統領が18年間収監されていた場所。マンデラさんはロベン島以外の刑務所も合わせると合計27年も獄中にいた。とてつもなく長い時間だ。
夕日が沈むのに合わせて、ウォーターフロントからサンセットヨットツアーが出発するのが17時半。ぼくらは車をシグナルヒルまで走らせた。ここからはテーブルマウンテン、ライオンズヘッド、そして大西洋に沈む夕日が一望出来る。景色に見とれながらアイス食べてる人、ワインやビールを飲んでる人もたくさんいる。ホロホロ鳥がそこら中で飛んだり跳ねたりしている。
太陽が沈んであたりが暗くなるにつれて、今度はケープタウンの夜景が現れてくる。
ワールドカップが行われたサッカースタジアム、港とウォーターフロント、テーブルマウンテン、ライオンズヘッド。ケープタウンの夜景はメリハリがあって美しい。パノラマで撮ってみた。
レンタカー会社は18時で閉まっちゃったけど、れいちゃんとゆうきくんの宿Capetown Backpackersにある無料の駐車場に停めさせてもらって翌朝8時過ぎに返しに行った。天気にも恵まれた最高のドライブだった。ツアーももちろんあるみたいだけど、ケープタウンは運転してても気持ちいい道が多かったので絶対にレンタカーがおすすめ!
そしてこのあとは、いよいよワインランドと呼ばれる南アフリカのワイン産地へ向かいます!
<ケープタウンドライブツアーのルートまとめ>
・レンタカー会社からボルダーズビーチへ。駐車場あり、無料だったけどチップ必要かも。
・ボルダーズビーチからSolty Sea Dogへ。お店の横に駐車場あり。1時間7ランド。
・ボルダーズビーチからケープポイントへ。無料駐車場あり。
・ケープポイントから喜望峰へ。無料駐車場あり。
・喜望峰からチャップマンピークドライブへ。無料駐車場あり。
・チャップマンピークドライブからウォーターフロントへ。有料駐車場あり。1時間10ランド。
・ウォーターフロントからシグナルヒルへ。無料駐車場あり。
・シグナルヒルからCapetown Backpackersへ。無料駐車場あり。
<ケープタウンのホステル>
Cat and Moose backpackers 駐車場なし http://www.catandmoose.co.za
Capetown Backpackers 駐車場あり http://www.capetownbackpackers.com
Related Posts
-
自慢の料理、教えてもらったよ! He taught me his favorite dish! / Él me enseñó a su plato favorito!
コメントはまだありません | 7月 20, 2015
-
ラスベガス&アリゾナ5日間!―道を作ってくれた先人に感謝! Las Vegas & Arizona 5days – Thank you for the people who built a road!!!
コメントはまだありません | 11月 28, 2014
-
ヒゲとボインと肉とワインと。 Beard Man and Big-tits Woman and Beef and Wine.. / Barba Hombre y grandes-tetas Mujer y La Carne y El Vino..
コメントはまだありません | 5月 15, 2015
-
大人の楽園、ワインランド Adult paradise, Winelands. / Paraíso para adults, Winelands.
コメントはまだありません | 9月 16, 2015
About The Author
Roppei
将来の飲食店開店を目指して大学卒業後、高級スーパーマーケットに就職。野菜売場、乳日配売場を担当して食材の面白さを肌で感じる。鹿児島に移住するタイミングで転職。飲食店向け広告営業をやりつつ、鹿児島の街を元気にする活動に色々参加するうちに鹿児島で自分の飲食店をやりたいと思い始める。飲食店の現場で修業したいと思い、再び東京に。丸の内にある大型繁盛店で基礎基本を叩き込んでいただく。その後、自分の独立したい形に限りなく近い小さくて強いお店を何店舗も運営している会社に転職。2014年10月で退職し、世界一周旅行へ。 日本に戻ったら、鹿児島でワイン居酒屋を開店。鹿児島の街を元気にする活動を再開! facebookはこちら