タンザニア②2泊3日のプライベートサファリツアー Private Safari Tour for 2 nights 3 days/ Tour de Safari privado para 2 noches 3 días

2015.8.13 Dar es Salaam→Moshi→Arusha, Tanzania@MIDWAY HOTEL
2015.8.14 Arusha→Lake Manyara→Karatu, Tanzania@KARATU MORTEL
2015.5.15 Ngorongoro→Serengeti→Mugumu,  Tanzania@Giraffe Garden Hotel
2015.8.16 Serengeti→Ngorongoro→ Arusha,Tanzania@MIDWAY HOTEL
2015.8.17 Arusha→Moshi, Tanzania@Kilimanjaro Backpackers Hostel
2015.8.18 Moshi, Tanzania@Kilimanjaro Backpackers Hostel

アフリカで最も楽しみにしていたのが、サファリツアー!
私自身は、特に動物が大好き!とかいうわけではないのですが(どちらかというと、あんまり得意じゃない)、アフリカの大地と言えば、やっぱり野生動物。
というわけで、今回行ってきたのは、この3つ。
・マニャラ湖国立公園(Lake Manyara National Park)
・ンゴロンゴロクレーター保全地域(Ngorongoro Conservation Area)
・セレンゲティ国立公園(Serengeti National Park)

最終的には、2泊3日でまわりました。

もちろんこのサファリツアーも、スペシャルプランの一つ。
というわけで、バックパッカー旅でまさかのプライベートサファリツアーとなりました。
ドライバーはお友達、ガイドは英語が流暢な彼。
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<サファリ1日目>
実家をたずねるというお兄ちゃん一家とはモシ(Moshi)でバイバイして、アルーシャ(Arusha)からサファリはスタート。
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まずは、マニャラ湖国立公園(Lake Manyara National Park)へ。
入口には、まさかのwifiがあってびっくり。 一年中緑がいっぱいというマニャラ。まずは、 ブルーモンキー、ベルベットモンキー、バブーンモンキーなど様々な種類のモンキー達と象の兄弟がお出迎え。
いきなり象が見られるなんて、さすがは、アフリカのサファリツアー。
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その後も、カラフルな鳥やイーグル、カバのプールにペリカンなど、続々と動物を見ることができました。パリで購入した双眼鏡も大活躍!10倍のやつ選んで良かった~。
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お昼を食べたスポットから見える広大な湖が、レイクマニャラ。
すると、遠くに見える島のようなピンクの塊。もしかして、あれはフラミンゴの大群?!ガイドさんからYES!との回答。

これだー!

というのも、実は、パリのドリームハウスでであったベジタブル&フルーツカービングの先生から、教えてくれた歌があったのです。
さだまさしさんの風に立つライオン。
ケニアで働く医師の物語が歌詞になっていて、一斉に飛び立つフラミンゴの話や雪がかかったキリマンジャロなどの景色が歌われていたのです。
残念ながら、間近でフラミンゴ達を見られるのはケニア側だけらしく、歌詞の景色を見ることは叶いませんでしたが、まるで島に見えるほどの群れがいるなんて驚きでした。
動物の他にも、マサイ族がマラリア対策に使うという不思議な黄色をしたイエローフィーバーの木を見たり、初日からワクワクのサファリツアーでした。
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欲を言うと、明日からもう少し大型の動物も見てみたいなぁ。

<サファリ2日目>
今日は、ンゴロンゴロ保全地域に向かいます。と、その前に銀行に寄って入場料とgame feeのお支払。現金のみの受付で、二人で300ドル!タンザニアのサファリは高い!と聞いてはいましたが、なかなかのお値段。
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このンゴロンゴロクレーター、国立公園ではなくて保全地域。マサイ族が住んでいるため、国立公園にはしていないということでした。
ガイドさんが教えてくれたのですが、マサイ族は元々エジプトからきた民族!びっくり。
彼らは牛を飼う遊牧民で農業をしないため、食物と水を求めてアフリカ大陸を南下しており、今はケニアやタンザニアにいるとのこと。
さらに、ンゴロンゴロクレーターは、実はクレーターでは無くカルデラ。クレーターには生物が住んでおらず、ここにはもちろんたくさんの野生動物が住んでいる、つまり本当はカルデラなのだと。
サファリに来て以来、へー!の連続です。
ちなみにこのンゴロンゴロ、標高が高いらしく、朝はけっこう寒かったです。
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ンゴロンゴロでは、期待通りたくさんの動物を見ることができました。
トムソンガゼル、シマウマとヌーの大群、カバのグループ、ペリカン、イーグル、エレファントファミリー、ライオンなど。
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貴重なヌーの出産シーンも見ることができました!

そして、今日はこのままセレンゲティ国立公園を抜けて外の町に一泊することに。
えっ!無料でセレンゲティ通れちゃうの?一番大きな国立公園なのに!と興奮。
けっこう動物も見れたし、何より素晴らしい夕陽。
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タンザニアナイトの深いブルーのような空と真っ赤な夕陽を見た時
ああ、今日まで生きてきて、この景色を二人で見れて良かったなぁ
と思ってしまいました。

<サファリ3日目>
さぁ、今日はセレンゲティでgameだ!と意気込んでいると、トラブル発生。なんと今日も入場料がいるとのこと。え?なんで?!とガイドさんもびっくり。
2015年4月から、トランジットはNGとなり、24時間で1回のみ入場可能とルールが変わっているとのこと。
ガーン。。。まぁ、でも確かに昨日動物いっぱい見たし、しょうがないよね。。。
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気持ちを切り替え、サファリに出発!!

セレンゲティでは、
キリン、象のファミリー、シマウマの大群、カバのビッググループ、トムソンガゼル、ハットビースト、ヌー、ダチョウ、クロコダイル、ライオン、チーター、ジャッカル等など。
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カバの交尾など貴重なシーンもありました。
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やっぱり、さすがは大きな国立公園だけあって、一番多くの種類の動物を見ることができました。

帰りのンゴロンゴロでも、通過料を支払ったりと痛い出費もありましたが、やっぱり行って良かったンゴロンゴロとセレンゲティ!

ちなみに、国立公園の入場料は100ドルぐらいから。
Game feeが最大で200ドル。
ルール変更を知らなかった私達は二重で支払ったところも。。。
ちなみに、国民の平均的な月収は15万シリング=約70ドルぐらいだそう。比較的高収入なガイドさんの給料も、国立公園の入場料の比ではありません。

ンゴロンゴロとセレンゲティをつなぐ道はかなり荒れていて、私達が通った時もパンクする車が続出。。。ツーリストからかなり高額な収入を得ているはずですが、あまり国民には還元されていない印象を受けました。ドライバーさんが言った言葉は、corruption。そう言えば、ブラジルでも聞いたこの言葉。政治家や権力者が私欲を貪っているらしいのです。
うーん。。。
日本もアフリカの国々にはいろんな形で支援をしているとは思いますが、支援の仕方をもっと考えた方がよさそうに思えたのも正直なところでした。

セレンゲティに沈む夕陽の美しさに、今日まで生きてきて良かったと思えた昨日。
いいところもそうじゃないところも見えて、考えさせられること感じることはいっぱいでした。
動物も自然も人も、生命力に溢れた国タンザニア。
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この先、もっともっと国民みんなが色んな意味で豊かな国になりますように

Hanae(^^)