キューバで僕らはメシを食う！　In Cuba,We keep eating Mucho,Mucho!!!

アメリカ、メキシコでちょっぴりふくよかになった僕たち。

キューバでは気をつけようと思ったのですが、やってしまいました。

キューバのレストラン、特に情報ノートでおすすめされているレストランには気をつけてください。

ちゃんとうまいです。そして、量がめっちゃめちゃ多いです。

それではキューバで行ったレストランと料理をがっつりご紹介。長くなりますのでご容赦を。

「El Viejo Enrike / Havana キューバ料理」

ハバナ初日で行ったレストラン。こじんまりとした佇まい。頼んだ料理は４人で

・豚肉のグリル　Bistec de Cerdo Grille

・チキンのパン粉焼き　Bistec de Pollo Empanado

・小エビのアヒージョ　Camaron al Ajillo　にんにくオイル煮込みです。

・うさぎのチリンドロンソース　Chilindron de Conejo　スペイン語で「トランプ」を意味するチリンドロン。いろんな野菜を入れて煮込んだトマトソース。肉に合うなー。

・甘くないバナナチップス　（結局他の料理にも付いてきた…だからポテトすすめられたのかと反省）

英語を話すかわいい女性スタッフもいて、料理も安くて美味しい。

モヒートは1.2CUC、国産ビールは1.5CUC。クリスタルはすっきり、ブカネロは濃いめ。

結局一人10CUCでおつり来ました。

ここはハバナ最終日にも行きました。かわいい女の子がお勧めしてくれたロブスターのブルーチーズソースを食べようと思ったのですがあいにく品切れ。残念。

その日に食べたのは２人で

・カボチャの揚げニョッキ（サービスで出てきました。ロブスター品切れだったからかな？）

・バナナのレレノス　Tostones Rellenos　レレノスは詰め物という意味。スライスバナナで作ったカップにチーズやお肉を詰めてます。

・チキンとエビのクリームスープ　Crema Mixta

・白身魚のビエホエンリケ風　Filete de Pescado Viejo Enrike(camaron y queso gratinado)　ガーリック炒めのエビとたっぷりチーズ仕上げ。

・パスタのビエホエンリケ風　Spaguetis Viejo Enrike(jamon,chorizo,camaron y pina)大盛りトマトソースパスタ。具材はハム、ソーセージ、エビ、あとパイナップル少し。さらにチーズが山盛り…。

２人で17.8CUC。チップも含めて20CUCジャスト。最後に厨房を見せてもらってシェフのビエホ・エンリケさんとチームエンリケのみなさんと写真撮らせてもらいました。あとかわいい女の子たちとも。ええお店やー。

「Los Nardos / Havana スペイン＆キューバ料理」

安い、うまい、大盛りという３拍子そろった行列のできる人気店。1912年創業だそう。階段登って案内されたフロアは超満席。

待ち合いの木製ベンチ（ブランコになってる）でしばし待つ。その時間で僕だけガラス張りの厨房見学。

ボッコボコの鍋やフライパンを使いながらも手際よくどんどん料理を仕上げていく。その横で半分に切ったビールの空き缶を皿の上にひっくり返すとプリンが！わお！

頼んだ料理は４人で

・チョリソー入りスペイン風オムレツ（直径３０センチ！さらにパンが３つ乗ってる…）

・ごろごろ野菜スープ（具沢山にもほどがある）

・チキンのサラダ仕立て

・小エビのフリット、ピラフとポテトフライ添え（６０尾くらい！）

・ミックスパエリア（５〜６人前くらい）

・カスタードプリン

・ティラミス？？

これだけ食べて、食べきれなくて持ち帰りして一人10CUC。半端ないボリューム感。

２人だと２皿が限界だと思う。

「El Asturianito / Havana イタリア＆キューバ料理」

Los Nardosと同じお店の２フロア上。同じビルにでかいお店が３つ。しかも入口は一緒で迷宮みたいな階段をいろいろ進んでいく感じ。ここは時間がなかったのでサクッと食べに行った。ここも厨房を見に行ったら超笑顔。ピザ生地をぽんぽん放り上げるパフォーマンス見せてくれた。頼んだ料理は４人で

・グリーンサラダ（サラダは基本カットした生野菜。塩、こしょう、オイル、ビネガーはお好みで）

・ラザニア（クリーミーでまわりのソースが甘酸っぱいトマトソース）

・アラビアータ（フレッシュの”青”唐辛子とたっぷりニンニク！）

・カルボナーラ（超濃厚なたっぷり生クリームタイプ）

パスタはとにかく大盛り。しっかりゆでてあるので２人で１皿でちょうどいいくらい。

飲み物がソフトドリンクだったのもあって、ひとり5CUCと激安。

「NAZDAROVIE! / Havana ウクライナ料理」

海に面したマレコン通り沿いにあるレストラン。最上階にあるぜ！生演奏もあるぜ！と誘ってきたのが彼、アンディ。

実際行ってみるとテラスの席は満席。生演奏はウクライナ人オーナーによるソプラノオペラ独唱。しかも酔っぱらって絡んで来る始末だが、それもいい思い出。ロシアのアートがそこかしこにあって内装はちょっとかっこいい。

頼んだ料理は４人で

・白身魚の塩漬けマリネ（セミドライの生ハムみたいな感じ）

・ラビオリ、ディル風味のコンソメソース

・ロールキャベツ、ハーブトマトソースとサワークリーム

・ポークストロガノフ、マッシュポテト添え

・チキンと野菜のブロシェット

・ビーフと野菜のブロシェット

ビールもワインも結構飲んだのもあってお値段は他より高め。一人20CUC弱。

「Sabor a mi / Trinidad キューバ料理」

トリニダーで泊まったカサの隣のレストラン。カサのお母さんMairaが勧めてくれたので行ってみた。

入るとバンドが生演奏中。奥のテラスのテーブルに座りました。

頼んだ料理は２品でしたが、それをメインとしたコース仕立てになっていました。

・パンとバター

・グリーンサラダ（自分で味付け）

・かぼちゃのクリームスープ

メインが

・チキンのカレー仕立て

・レインボーシュリンプ

これに

・バターライス

・バナナチップス（甘くないやつ）

そしてデザートまで付いてきました。

ビール１本ずつ飲んで２人で24CUC。素敵。

番外編

「La Bodeguita del Medio / Havana バー」

ヘミングウェイがカウンターに陣取っていたという老舗のバー。増築したのかやたらでっかいレストランになってました。バーカウンターでモヒート1杯5CUC。他のお店が1.5CUCなのでちょっとお高め。味は甘さ控えめ、ライムがきゅきゅっと効いてます。

「La Canchanchara / Trinidad バー」

このお店が発祥というカクテル、”カンチャンチャラ”。さとうきびで作るアグラルデンテという蒸留酒にレモンと蜂蜜を加えて陶器のカップで飲むカクテル。竹のマドラーで底に沈んでいる蜂蜜を混ぜながら飲みます。1杯3CUC。キューバ音楽を聞きながらゆっくり座って飲みました。

「Casa de la Musica de Miramar / Havana ライブハウス」

キューバのミュージシャンなら誰もが憧れるというステージ。旧市街と新市街でそれぞれ1店舗ずつありますが、新市街の方が断然いい！という口コミを見てこちらへ。タクシーの運転手さんには「カサデラムジカ、ミラマール」というと連れて行ってくれます。ミラマールというのが地区の名前です。夕方５時オープンでエントランス10CUC（イベントにより変動するらしいです）。ラムのボトルとコーラと氷のキューバリブレセットが20CUC。予約席と自由席があり、僕らは自由席に座れました。前座のグループのライブが始まったのが７時前。終わったのが９時前。僕らは予定があったのでそこでタイムオーバーでしたがメインはおそらく１０時スタート１２時前までという流れではないかと。予約の仕方はわかりませんが僕らが帰るころは満席でした。椅子なし、テーブルなしでもよければ入れるとは思います。

あとはレストランではありませんが現地通貨のCUPで買ったり、レストランの軒先で買ったりしたパン生地のピザやハムやチーズが入ったパニーニ、揚げたてチュロス、絞りたてオレンジジュース、アイスクリームサンド、唐揚げのっけたもやしチャーハン、豚肉煮込んだサンドイッチ、カサのお母さんが入れてくれたエスプレッソや出してくれたフルーツ。キューバの日射しの下で、キューバの温かい人たちとともに食べたり飲んだりしたひとつひとつが心にしみこんだ一週間でした。キューバのみなさん、ごちそうさまでした！