キューバ①SUITE HAVANA  The life without the Internet.

2014.12.04-05 Havana, CUBA@Bety&Diogenes’s Casa
私たちと同じくカサ吉田でキューバ往復チケットを手配してもらった2人と出会い、一緒にHavanaへ。
こうした旅の仲間との出会いがあるのも日本人宿の素敵なところ。
ドキドキしながら降り立ったキューバ。
パスポートコントロールもセキュリティチェックもしっかり。空港はかなりちゃんとした印象。
ものすごい数のお土産物を手にした人々でごった返す空港。溢れる熱気。
両替を済ませ、ラッキーにも乗れたアメ車のタクシーでセントロへ。
このタクシー、実はオートマ。エンジンは三菱製。
2階建てバスのシティーツアーで、ざっとハバナを巡る。
青い空、強い日射し、体全体で感じる風が心地いい。
年代物の可愛いアメ車が走り回る通り。
柔らかい色調のカラフルな家々。
まるで廃墟のような建物の数々。
修復中のカピトリオ。
歴史ある豪華なホテル。
革命広場にそびえ立つ塔。
内務省の壁に描かれた英雄、チェゲバラ。DSC_0632

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CUC(外国人用通貨)とCUP(原則的に国民が使う通貨)という二つの通貨が存在する国。
1CUC=約25CUP ※2014年12月現在
ちょっと手間取ったものの、Cambioという両替所で、旅行者でもCUCからCUPの両替はしてもらえた。
ふわふわで腹もちのよいチーズピザは、10CUP(約40円)
外国人用の入口で買うアイスクリームは、5CUC(約600円)DSC_0729

ゆったりした人々。優しいcasaのお父さん、お母さん。
Casaはスペイン語で家を意味し、ご自宅のお部屋を旅行客に間貸しするというシステム。
まったくスペイン語が喋れない私たちとも身振り手振りでコミュニケーションをとってくれる人たちに、スペイン語がわかったら…と何度思ったことか。
めちゃくちゃ安い映画。安くて美味しいご飯。味はかなり濃いめ。
この2日で見かけたアジア人は、わずか2〜3人。
洋服は高く、海外旅行に行った時にたくさん買うのだそう。
長い行列ができる地元で人気のアイス屋さんCoppelia。CUCで払えば並ばずに食べられる旅行者。
インターネットはなく、ホテルでお金を払えば使うことができる。
自営業の人たちは稼ぎが少し良さそうだ。2012年の規制緩和から全人口の3%ほどが自営業になったという。DSC_0690

立ち寄った映画館の売店で「SUITE HAVANA」というDVDを買い、casaで見た。
淡々と静かにHAVANAで暮らす人々を描写した無声映画。一人で複数の仕事を持つ人もいる。
医者をしながらピエロの仕事をこなす中年男性。夢は、俳優になること。
昼は建築の仕事をしながら家計を支え、夜はバレエダンサーとして活躍する青年。
夢は、お母さんを安心させてあげられる仕事をして、大きな舞台に立つこと。
ジョンレノン公園の前では、銅像がいたずらされたり眼鏡が盗まれたりしないよう交代で見張る仕事がある。
夜も朝もどんなに激しい雨の日だって、ただひたすらジョンレノンの像が見える場所で、彼を見守り続ける。
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海外旅行にも行けるので、外の国のことを知ってる人はたくさんいるようだ。
夜に外を歩いていても、危ない雰囲気は今のところあまり感じない。
かなり改修した綺麗な車を走らせるタクシー。DSC_0631

差なのか、違いなのか。
幸せだとか豊かさだとか。
この国の人々は何を思うのだろう。
社会主義と資本主義。私にはまだ知らないことが多すぎる。
Hanae (^ ^)