ブラジル⑧ゆったりのんびりブラジル南部旅 Relaxing in south of Brazil/ Relajarse en el sur de Brasil

2015.3.19-22 Curitiba, Brazil@Daniel’s House (couchsurfing)
2015.3.23 Curitiba→Porto Alegre, Brazil@車中泊
2015.3.24 Porto Alegre, Brazil@ROCKI’N’HOSTEL

1ヶ国で20日越えの滞在と長くなったブラジル旅もいよいよ終盤。

クリチバ(Curitiba)とポルトアレグレ(Porto Alegre)という町を訪れました。

クリチバでは、またまたオスカーニーマイヤーミュージアムを楽しんだのですが、それ以外の観光はゆったりとしたもの。ただ、空港泊や飛行機乗換え長距離移動の疲れなど等がたたって、激しくお腹を壊しました。。。翌日は、なんだかよくわからない発熱も。

そんな心配なスタートでしたが、ここでも人の優しさにとても癒されました。
カウチサーフィン3回目のホストは、ダニエルさん。ダニエルには、ブラジルのいろんなことを教えてもらいました。

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3つの仕事を持ち、DJやクラブミュージックが大好きな心やさしき日系3世で、日系ブラジル人のお父さんとイタリア系ブラジル人のお母さんの間に生まれたダニエル。
ポルトガル語と英語を流暢に話し、お父さんがオリジンのカルチャーを大事にする方針で日本語も勉強しているという彼。

クリチバの町の紹介はもちろんのこと、ブラジルのカルチャーを知るにはいい映画があるよとオススメしてくれたのが、「エリート・スクワッド」。

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*web上から画像を拝借しております。

警察の腐敗とスラムのギャングのつながり。それを取り締まる特殊部隊の警察の物語です。
ブラジル社会の本当の姿を描いていると絶賛され、ベルリンの国際映画祭でも金熊賞を受賞したとか。
いやー、正直めちゃこわでしたが、面白かったし興味深かったです。ブラジルに限らず南米を旅していて何度も考える貧困、格差、教育、社会の成り立ちや日本との仕組みの違いなどを、また強く感じました。

そして、なかなか機会を作れずここまで食べてこなかったシュハスコ(churrasco)。

日本ではシュラスコと呼ぶと思いますが、彼らの発音を聞いているとシュハスコの方が近いかも。
「実は、まだ食べてないんだよね」という話をしたら、「よし家で食べよう!」とダニエルが焼いてくれることに。
「え!?シュハスコって外で食べるもんじゃないの!?家でできるの?」って聞いたら、「もちろん!」とダニエル。
「ブラジルの家にはBBQをやる設備があるし、ブラジルの男はみんなBBQのやり方を知ってるよ!」
ということで、私たち2人とも人生初のシュハスコは、なんとお家シュハスコ!

ダニエル先生曰く、美味しいBBQを作るのに気をつけるのは、

・美味しい肉の部位を選ぶ。
・しっかり強い火をたく。
・肉に塩をたっぷりふりかける。
・肉を何度もひっくり返して焼いちゃダメ。一度でしっかりと。
・ガーリックトースト&ソーセージもお忘れなく。

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というわけで、ジューシーで美味しいシュハスコ、おなかいーっぱい!いただきました〜。

ダニエル&モニカ、ほんとにほんとにありがとう!
最初はこわごわ始めたカウチサーフィン。今ではその魅力にとりつかれております。
これからもたくさん素敵な出会いがあるといいな。

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クリチバのいたるところにあるパラナ州の木。 でっかい盆栽みたいで親近感。

12時間ちょっとの夜行バスに乗ってやってきたのは、ポルトアレグレ(Porto Alegre)の町。 ROKI’N’HOSTELというその名の通りロックなホステルに泊まりましたが、ロックなオーナーはめちゃ優しいお父さんでした。ウルグアイへの移動のために寄ったので、1泊のみとなりましたが、オーナーオススメの夕陽は綺麗だったなぁ。

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一日の始まりにのぼる朝日や一日の終わりを告げる夕陽をゆっくり見る時間は、どこにいてもすごく美しくて穏やかな時間。こういう時間をこれからも大切にできる心の余裕をもてるようでありたいと思います。

最後にニーマイヤーミュージアムの写真。やっぱりニーマイヤーさんすごいなぁ。

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常設以外の展示。こちらもなかなかに面白かったです。

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そうそう、ブラジルと言えば!の大事な場所をまだ実は観光していない私たち。

南米のラストにもう一度戻ってきますよ〜。

Hanae(^ ^)