ブラジル⑦行ってみなけりゃわからない Seeing is believing/ ver para creer

2015.3.10-13 Recife, Brazil@Jose’s House (couchsurfing)
2015.3.14-16 Recife→Fortaleza→Jericoacoara, Brazil@Pousada Tirinha
2015.3.17 Jericoacoara→Jijoca→Camocim→Paranaiba@車中泊、
2015.3.18 Paranaiba→Sao Luis, Brazil@Hotel Runascer do Sol荷物預け&空港泊
ブラジルは危ないらしい。
2014FIFAワールドカップの際、メディアで連日流れていたイメージ。
日本の試合会場であるレシフェは、特に危険らしい。
道中に出会ったブラジル人家族からも、「ブラジルでは、荷物をしっかり持っておくんだよ。十分に注意してね。」と言われた。
だけど。
レシフェ(Recife)、ジェリコアコアラ(Jericoacoara)。
ブラジルの北東部に来て一番印象に残ったのは、人の優しさ。
バスで、海で、お店で、街で、空港で。
たくさんの現地の人たちが助けてくれた。
このところ、とんと日本人に、いや東洋人に会っていない。
ダイバーシティを感じたサンパウロとは違い、リオでもあまりアジア人は多くはなかった。
それが、この北東部にくればなおさらのこと。
黒い髪で、メガネをかけて、大きなリュックを背負っている私たちは、きっと彼らにとって珍しい旅行者だろうと思う。ポルトガル語はほとんど話せず、使えるのはわずかなスペイン語と英語だけ。
正直、どこに行ってもほとんどまともなコミュニケーションなんてとれてない。
ある意味、ターゲットにもなりやすい状況。
だけど。
ジェスチャーや単語だけのコミュニケーションで、行き方を教えてくれる人。
行きたい場所を言うと、降りる時に教えてくれるバスの運転手さん。
オリンダ(Olinda)のビーチでは、おじさんたちがビールや魚を振る舞ってくれた。
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飛行機のチケット変更で、途中降機や荷物のピックアップに不安があったのだけど、空港のカウンターや地上乗務員の人たちが連絡をちゃんと取り合ってくれ、無事に人も荷物も変更した目的地に到着できた。
翻訳アプリを使ってコミュニケーションをとろうとしてくれた職員さんもいた。
また、私たちがお店の中でどうしようか迷っている様子を見て、英語が喋れる女性が、何かわからないことはないか困ったことはないかと積極的に話しかけてくれたりもした。
もちろん、街の中にはやはり危険なエリアもあるし、現地の人でも気をつけながら暮らしているという。
ただ、来るまでに持っていたイメージとは全然違う体験だった。
今回、ウユニに続き南米のハイライトの一つにレンソイス国立公園があったのだけど、途中で出会った旅人さんからの情報で、今がいいシーズンではないことを聞き、迷った末に予定を変更してジェリコアコアラ(Jericoacoara)というビーチの町に来た。
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初めて見た砂丘と海のコラボレーション。
砂丘から眺める夕陽の美しさ。痛いぐらいに砂を舞わせ運ぶ強い風。その風が生み出す砂の文様。
たった2人でこの景色を見られるなんて、なんて贅沢なんだろう。
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そして、車とバスを乗り継ぎ乗り継ぎやってきたサン・ルイス(Sao Luis)の街。
Jericoacoara→Jijoca 4×4の乗合いタクシーで約1時間。一人12.5レアル。
Jijoca→Camocim バスで約2時間。12時頃発で14時頃着。JijocaからParanaibaまでで一人32レアル。Jeriで購入。
Camocim→Paranaiba バスで約2時間。16時頃発で18時頃着。Jeriで購入。
Paranaiba→Sao luis バスで約4時間。20時頃発で朝4時頃着。一人82.9レアル。Camocimの街で購入。
直通の長距離バスはなかったため、乗り継ぎで2時間待ちぐらいしながら乗り換え乗り換え来ました。
サンルイスは、ブラジルで唯一のフランス人によって建設された州都で世界遺産にもなっているという街。予定変更のため、飛行機の乗り継ぎのために1日だけ街並みを見たいとやってきたのですが、、、
これが、ここまでの旅で一番の残念な感じ。。。建物のタイルが美しかったり、綺麗な教会はあるのだけど、さらっと1時間ぐらいで見れてしまった。。。あとは、なんてことないふつーの町でした。。。
今回は時期がよくないということでレンソイスは諦めてしまいましたが(水が綺麗に張るのは6月〜9月ぐらいらしい)、人それぞれ楽しみ方はあると思います。
というわけで、いいことも残念なことも、やっぱり来てみないとわからないよね。と思ったブラジル北東部。
各町の写真をいくつか最後に。
レシフェやオリンダで見たカラフルな建物たち。
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レシフェのmust seeらしい独特のデザインの陶芸作家Brenanndおじいちゃんの工房。芸術って難しい。。。
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レシフェの誕生日ライブイベント。1,000人以上のすごい人出。
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レシフェのカーニバルミュージアム。
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ジェリコアコアラのパライソという名の湖。湖上のハンモックに揺られるろくちゃん。
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久々登場!のブルックリン&ケネディ。
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サンルイスの青タイルが綺麗な街並み。
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Hanae(^ ^)