ボリビア⑤ベトさんをたずねて To see Alberto/ Visitar a Alberto

2015.2.6 Uyun, Bolivia→Sucre, Bolivia@車中泊
2015.2.7-9 Sucre, Bolivia@Hostal Bcentenario
2015.2.10 Santa Cruz, Bolivia@Hotel Amazonas
夢のウユニに感動した後は、ろくちゃんの元シェアメイト・ベトさんことアルベルトさんを尋ねてスクレへ。スクレはボリビアの憲法上の首都。ラパスやサンタクルスよりも小さな町だけど、穏やかで美しい学生の町。
スクレでの日々の詳細はろくさんブログに譲り、こちらは私の記憶のダイジェスト。
到着した日はカーニバルの休日で、待ち合わせの広場は大勢の人でごった返してました。そんな中、ベトさんに会えた時は嬉しかった〜。待ち合わせで会えるかどうかのドキドキって久しぶりだったなぁ。
ベトさんは日本語がとっても上手。日本で一度会った時よりちょっぴり太ってたのは、やっぱり故郷スクレのご飯が美味しいおかげみたい。ご飯て大事だよね。2泊3日のスクレ旅は、毎日いろんなところを案内してくれたベトさんのおかげでとっても楽しかった。
ベトさんとっておきのミラドールから見た山と赤茶の屋根が広がるスクレの街。
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どこに行ってもモテモテカウボーイのベトさん。
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日本の中古バスがスクレの街で大活躍。東京や山形など、日本の地名がついた通りもありました。
なんかちょっと嬉しい。
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メルカドで一番人気のチョリパン屋さん。たくさんの女性がひしめくように働いている小さなお店は絶対うまい!ろくちゃんがずっと食べたがってた高級フルーツ・チェリモヤもシェークでトライ。写真右端3つに重ねられた緑の皮で中が白いココナッツみたいなやつです。美味しかった!
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セメントを掘り出していた広大な壁に、たくさんの恐竜の足跡が残る恐竜博物館。写真はちょっと見にくいですが、縦に何本か走っている点線のような跡。これが恐竜の足跡なんです。掘っててよくこれに気づいたなぁ。こんな昔のものが今も残ってるなんてすごい。そういえば、これ何かのテレビでも見たかも。
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ちょっとしたテーマパーク並みの館内。全部、等身大サイズ。けっこう楽しかったです。
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子供の砂場には、なんと化石が埋まってる!なんて素敵なアイディア!
カーニバルの期間は、水風船や水鉄砲を街中で掛け合ってもOK。泡スプレーなんて飛び道具も。普通は友達や知ってる人、男の子が女の子にかけたりするものなんだって。最近ではめちゃくちゃにやるから、ベトさんはこの時期があまり好きじゃないらしい。そんな話をしてたら、翌日、ろくちゃんと2人でいる時にやられた。車の中からピュッと一発。なかなかの勢いで綺麗に左目を直撃。お祭りは文化だからよいのだけど、たぶん心の中にはそれとは別の標的の狙いがあったんじゃないかと思え(スクレの町にアジア人はほとんどいない)、なんて卑怯な奴!ってちょっとムカついた。お祭り自体は、わいわいみんな楽しそう。そういえば、プーノからずっとカーニバルなんだなぁ。
肉が柔らかくて美味しいカウボーイのBBQのお店El Gaucho。大事な帽子を忘れちゃったけど、翌日とりに行ったらちゃーんと戻ってきたいいお店。
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一番好きなボリビアビールは、スレーニャエスペシアル。ちょっと生ビールみたいな味。
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生まれて初めて食べたチェリモヤ。牛の●●スープ。●●の正体はろくさんブログをどーぞ。
味は、けっこう美味しかったです。
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スクレにある醤油たくさん使い過ぎの日本食屋さん。焼き鳥とお味噌汁、美味しかったです。
(ここで気づく。今回の投稿、美味しかったですだらけ笑。幸せな食生活。)
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世界にはたくさん日本食が食べられるレストランがあるけど、せっかくならちゃんとした日本食が伝わってほしいなぁ。ご当地の人が好きな味アレンジはいいと思うのだけど、料理自体が間違えちゃってるヤツは残念。
昔、ロサンゼルスの日本食屋さんでカツ丼頼んだら、しめじの卵とじとカツとご飯が出てきたことがあってびっくり。お家に帰って、友達にこれがほんとのカツ丼だよって作ってあげたこと思い出しました。
「スクレは何にもないちっちゃな町だよ。でも、スクレはいいところだよ。この山の景色、日本にいた時からずっと見たかったんだ。今はもう飽きちゃったけどね(笑)
僕はボリビアより日本の方が好きなんだ。日本にまた住めたらいいのにね。」
って微笑むベトさん。
わかりやすい観光スポットはあんまりなかったし、他の旅人さんもなんにもないですよねって言ってたけど、やっぱり故郷っていいよね。
ベトさんが故郷を案内してくれたから、私たちはスクレが好きになったし、楽しかったよ。
住み続けてる人がいるってことは、そこには何かの魅力があるんだよね。
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素敵な校舎のベトさんの高校。
前職の会社で働いてたとき、
どんなに小さな会社でどんなに普通の一見面白くなさそうな仕事でも、そこで働いている人がいる限り、その仕事や職場には必ず何かの魅力がある。なんにも無いって思うのは、いいって思う人の価値観や視線・視点を持ててないから、自分がまだ気がつけてないだけなんだ。
そんな話を思い出したよ。
ベトさん、ありがとう。
今度は日本で会えたらいいね。ベトさんの大好きなわさび、たくさん用意しておくね。
新鮮で美味しいお魚、一緒にいっぱい食べようね。
もし、みんながボリビアに行く機会があったら、スクレもちょこっと見てみてほしいな。
Hanae (^ ^)