南米で移動する時に気をつけていること。That I am careful when I travel in South America. / Que soy cuidadoso cuando viajo en Sur América.

ボリビアから急遽ブエノスアイレスに行くことが決まって、そこからネットで情報を集め始めました。
基本的にはその都度チケットを取って移動するというのが僕らの旅のスタイル。
なのでそのための情報はほんとうに大切です。
旅に出てから3ヶ月が過ぎてちょっと「旅慣れた感」が出て来ています。
油断しやすくなるこの時期、自分を再度戒めるためにも移動の際に気をつけていることをまとめてみたいと思います。
DSC_0170「これくらいキュッとまとめたい!」
今回はブエノスアイレスを例にしてみます。
泊まる宿は『上野山荘別館』(※すごく気持ちのいい宿でした。おすすめです)と決めていたので空港からそこまでの行き方をまずは調査。
移動の時は空路なら空港、陸路ならバスターミナルや駅から宿までの
*交通手段の金額比較とそれぞれの相場
*交通手段の安全度とスピード(特に早朝深夜ならなおさら)
を調べています。
で、
今回はボリビアから空路でブエノスアイレスに入ったので
(スクレーサンタクルスーアスンシオンーブエノスアイレス)
ブエノスアイレスにあるエセイサ国際空港から上野山荘別館のあるRetiro地区までの交通手段。
ネットで調べた際に出て来た候補は
*******************
①空港からタクシーで宿まで直行
金額:490ペソで金額は一律
安全度:高い、そしてスピードも速い。
*******************
②空港から高速バスでRetiro、Retiroのバスターミナルからタクシー
金額:バスは1人130ペソ+タクシーは約40ペソ(近距離タクシーはメーター制)
安全度:高い、スピードもまあまあ。
*******************
③空港から高速バスでRetiro、Retiroのバスターミナルから徒歩
金額:バス1人130ペソのみ。
安全度:バスは安全だが、大きな荷物持って宿まで徒歩だとケチャップ強盗に狙われる可能性あり。
DSC_0006
というわけで僕らは②を選択。高速バス(Tienda Leon)は車内でWifiも使えてエアコンも効いてて非常に快適。
アルゼンチンのタクシーに必要以上にビビってた感のある僕らはバスターミナル近くのシェラトンホテルまで歩いてそこのフロントからタクシーに乗りました。が、他の南米諸国と比べてタクシーは安全っぽく、そして料金も日本と同じメーター制なのでぼられることもないのかなというのが実感です。
DSC_0043「ほんとケチャップ強盗はむかつく!」
ケチャップ強盗ですが、今はケチャップではなく黒くて臭い鶏のフンみたいなものをつけられるらしく実際につけられてしまった人もいました。場所はRetiro近くの公園、座ってるお兄ちゃんがピッと飛ばして服を汚して、追いかけてくるというもの。汚されたら無視してどんどん歩くしかありません。間違っても拭かせたりしないように。いつの間にか物を盗まれるそうです。
DSC_0059「ぼったくるんじゃねえ!」
あと、今回のルートは考えなくてもよかったですが、タクシー代やバス代の相場を知っておかないとふっかけられることが多いです。
基本は先に調べて相場を知っておくということ。あとはその相場より高い値段を言われたらストレートに「高い」と伝える。出来れば現地の言葉で。
さらには入国書類を配るだけなのにお金を要求してきたり、バスのトランクに荷物預けるだけなのにお金を要求してきたりもされます。タクシーで交渉して決めた値段なのに、目的地に着く前に「やっぱりもう少しお金くれ」なんて言われたりもします。払わなきゃだめなのかと思った時は周りにいる現地の人たちが払ってるかどうかを確認出来れば一番いいですが、そうじゃなくても納得いかないものにはとりあえず「No!」と伝えることが大切だと思います。
DSC_0060「うちのヨメだっておこってるぞ!」
ちなみにブエノスアイレスの後のパラグアイでは、事前に調べた相場は40000グアラニー。
朝に一回聞いてみた時には50000グアラニーと言っていたのに、
昼過ぎに乗ろうとすると60000だと。
「あれ?朝は50000だったよ?」「50000でオッケーだ」
「でもちょっと高いよね、30000くらいじゃない?」「30000じゃ無理だ、45000だ」
「じゃあ他のバスを探すよ」「40000にするからこれに乗れ」という会話で決着。
さらにバスに荷物預けようとしたらトランクそばに座ってた男が
「5000グアラニー」と言って来たので、
「なんで?だったら預けずに持って入るよ」と言ったらあわてて止められ
「いらない。預かるよ」と。
DSC_0128「コラコラコラコラコラコラコラコラーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
これ、どちらもそのままハイハイって聞いてたらあとですごいモヤモヤしちゃうんです。
最近相場が上がったのかなとか、荷物は別料金なのかなとか。
絶対「ほんと?」って聞いた方がいい、一度は突っぱねた方がいい。
それでも払わなきゃダメなんだったら払えばいい。相場が上がってることだってもちろんあるし。
一番嫌なのは「ホントは必要なかったんじゃないか?自分だけだまされたんじゃないか?」ってモヤモヤすること。大した金額ではないのですがどうにも気持ちがスッキリしない。そんな気持ちになるくらいならとりあえず思ったことは言ってみるのがいいのではないかと。
タクシーでもそう。とりあえず目的地について無事に荷物を全部おろし終わるまではお金を渡さない。高額紙幣しか持ってない時は先におつりをもらってから払うお金を渡す。「感じ悪いかなー」と思うけどまずは安全第一。ちゃんとお金の受け渡しまで終わったらとびっきりの笑顔で「ありがとう!」って伝えれば全然だいじょうぶだと思います。
DSC_0126「ペンギンの背中に思うこと」
思ったことはちゃんと伝える。
間違ってたらちゃんと「ごめんなさい」
そして小さなことでも「ありがとう」
このあたりまえのことをちゃんとやるってことをもう一度、きっちり自分に言い聞かせます。
なんだかんだと日々戦っております。でもこれも楽しかったりする。
よし、明日からもがんばろう。