グァテマラ⑤中米で働く人々 People who work in Central America/ Los trabajadores y trabajadoras en Centro America.
|2015.1.7-2015.1.8 Quetzaltenango, Guatemala@Taka House
サンペドロララグーナで出会った働く人々。
マヤブスパニッシュスクールのノルマン先生。
スペイン語はもちろんのこと英語もペラペラ、マヤブの言葉も話せる31歳。歌も賞を取るほどの腕前。ロマンティストで日本と冗談が好きな知的で心優しい31歳のベテラン先生。
Maestro Norman es muy romantico. Le gusta Japon y la broma!
メルカド近くで家の軒先に店を出すスムージーのおばちゃん。
盛りだくさんのフルーツに牛乳と砂糖を入れ、大きなカップになみなみと注ぎ、一杯たったの5ケツァール!!(日本円で約80円ぐらい)という私のイチオシ店。凍らせたフルーツで作るリクワド(スムージー)がとっても美味しく、滞在期間中は毎日のようにイチゴのスムージーを飲みに行ってました。
おばちゃんのお店は旅人からも地元の人からも人気。客引きなどは一切せず、いつもにこにこサービス付きのリクワドを作ってくれるおばちゃん。一度、娘さんなのかお姉さんがお店に出ていたこともありましたが、やっぱりにこにこ。いつもの目分量サービスや、フルーツ増量もしてくれました。
学校に行っている間の長期滞在となったホテルテペプルカーンで働くお父さん、お母さん。
住み込みで働いているエレナちゃん。
お父さんは隣にある教会の牧師さんもやってます。お父さんとお母さんは、いつも仲良し。
お母さんは料理上手で、一度手料理の夕食をお願いして作ってもらいました。あっつあつのスープと絶妙な味付けのお米(arroz)どのレストランより美味しかったなぁ。
エレナちゃんは、ホテルのオーナー家族ととても仲が良く、最初は娘かと勘違いしていたほど。年末年始には、一緒にグァテマラシティーにお出かけしていました。Facebookもやっていて、ある時、自分のページを見せにきてくれました。写真が大好きでファッションにも興味があるイマドキの女の子です。
メルカド近くの大人気屋台、トルタスメヒカーノのお兄ちゃん。
一年前の情報ではおじさんがやっている屋台でしたが、今回私たちが訪れた時はお兄さんになっていました。
夜だけの営業なのですが、味は間違いなし!英語も話せて手際も良く、次に並ぶお客さんの注文を取りながら、「いらっしゃい!名前は?」「どこから来たの?」なんて、私たちに英語で話しかけたりしてくれました。
笑顔がさわやかなイケメンです。
もちろん、働く人々は町中にもっともっとたくさんいるのですが、短期間でも少しずつコミュニケーションをとることができたこのみなさんを見て感じたこと。
ノルマン先生の能力がもっと活かせたら、環境や時代が少しでも違ってたら、きっともっとたくさん稼げるんじゃないだろうか。
リクワドのお母さん、メルカドの中のお店は8Qなのに5Qで頑張ってるよなぁ。毎日どれだけ売上あるんだろう。安いとはいえフルーツあんなにたくさん使って、お店は大丈夫なんだろうか。
エレナもトルタスのおにいちゃんも、15歳。日本でいうと中学3年生ぐらい。自分が中3の時なんて、こんな風に働くことは想像もついてなかったよな〜。住み込みで親元離れて働くのって、やっぱり寂しくなったりしないのかなぁ。
みーんな、働いてるときの笑顔が素敵なんだよなぁ。
とか。旅をしながら、サンペドロだけでなくいろんな国のいろんな街で働くいろんな人に、目が、想いが向いていきます。
カンクンでお世話になった宿のオーナーさん。メキシコの方だと思いますが、日本語を話せます。娘さんは日本語は分かりませんが、英語を話せます。宿泊客の入れ替わりが激しい宿だったので、キューバから戻ってきた後に「私たちのこと覚えてますか?」って聞いたら、「もちろん!私はみんなのお母さんだから覚えてるわよ。」って言ってくれました。
宿に泊まっている間に、宿泊代の表記がメキシコペソから米ドルに変わったようでした。どんな背景があるんだろうなぁ。
キューバでお世話になったカサのお母さん達。全くスペイン語が話せない私たちにも、ジェスチャーを交えながらたくさんスペイン語で話しかけてくれたり、英語を話しては「英語がうまくなくてごめんなさいね。」って言ってくれたり。いえいえ、申し訳ないのはスペイン語が話せない私たちの方です。
メキシコのサンクリストバルデラスカサスの日本人宿カサカサの管理人さん。30歳ぐらいですが、18歳の頃から日本を出て世界各地をずっとまわっていたそう。同じ場所で少し長く暮らしてみようかと今の仕事をしだしたところ、連日大入り満員の人気宿に。早朝出発する私たちに、手作りのバナナケーキを作ってくれ、あったかいコーヒーを淹れてくれました。
ケツァルテナンゴの宿オーナーTakaさん。先日、14年ぶりに日本に帰ったそう。「まるで外国人扱いだったよ。汚くなくたって、不便だって、やっぱりここが一番ほっとするんだ、俺は。」
アンティグアの日本人宿オーナーさん。20年以上前のグァテマラを知る方。内戦と呼ばれるものがどんなものだったのか、ネットの情報とは違う視点を教えてくれました。
旅を始めてまだ2ヶ月経っていないのに、いろんな働く人たちの顔が思い出されます。
その度に、こういう働き方もあるんだな。こういう生き方もあるんだな。
その土地、その時の環境の中で、何かを選んで、みんな今こうして働き暮らしているんだなって思います。
まだまだ思考が浅くて全然言葉にまとまらないのだけど、きっとこの先もいろんな土地のいろんな働く人を見て、自分にできることってなんだろうとか、自分は何を選ぶんだろうとか、そんなことを感じ考えていきたいと思います。
Hanae (^ ^)