グァテマラ②アティトラン湖畔の街サンペドロ、サンファン、サンマルコス Small and relaxing cities along the Lake Atitlan.
|2014.12.19-2014.12.20 San Pedro la Laguna, Guatemala@Hotel PENELEU
2014.12.21-2014.12.23 San Pedro la Laguna, Guatemala@Hotel Tepepul Kaan
スペイン語の語学学校に通うため長めの滞在予定で訪れたのは、グアテマラにあるアティトラン湖畔の小さな町サンペドロララグーナ(San Pedro la Laguna)。
語学学校が多く宿泊費が比較的安いため、町には長期滞在者が多いようです。坂が多いためか、トゥクトゥクがたくさん走っています。キューバやメキシコと比べると自動車の数はかなり少なく、全体的に穏やかでリラックスできる町です。
お世話になっているホテルのテラスから眺めるアティトラン湖の風景。
アティトラン湖は、世界で一番美しい湖と言われているそうです。最初は水量がとても豊富で豊かな湖なんだなぁと思っていたのですが、近年増水がかなり激しく、水に埋まってしまった建物や木も見られました。
町の壁には大きな絵がたくさん描いてあり、こんな素敵な絵も見つけました。
こちらは、日本人の方が経営している屋台の豆腐バーガーとコロッケバーガー。
私にとっては久々に親しみある味の外食で、とてもありがたかったです。
アティトラン湖の周りには、他にもいくつかの小さな町があり、ボートやバスで訪れることが出来ます。
私たちは学校が休みの日や授業の後に、サンファン(San Juan la Laguna)とサンマルコス(San Marcos)という町に行ってみました。
サンファンはサンペドロの隣町で、織物で有名な町です。
鮮やかな色を使った生地がたくさんあり、帽子、パンツ、ワンピース、ショール、バッグなど等たくさんの手芸品が売られています。私たちはクリスマスイブにサンファンに行き、お互いに白い帽子と赤いワンピースをプレゼントしあいました。
ろっぺいくんは地元のおじいちゃんや小さな子供がよく着ている白いパンツを気に入ったのですが、伝統的な民族衣装でとても貴重なもののため、他のパンツの6倍近くの値段!ということで泣く泣く諦めました。
こちらは、試着をして写真だけ撮らせてもらった記念の一枚。デザインがほんとにかわいいんです。
町中ではオーダーで洋服を作ることもできたり、ポケットや洋服の一部に刺繍をする加工をお願いすることもできます。
町にはコーヒープランテーションもあり、私たちが訪れた時はコーヒー豆を天日干ししているところでした。
コーヒー豆は、こんな小さくて赤い実です。干しているときには独特の酸っぱい匂いがします。
サンファンで見つけたゲームセンター。子供達が楽しそうにゲームをしていました。
なぜか香る昭和感に思わずパチり。
サンマルコス(San Marcos)は、ほとんどなんのリサーチもなしに訪れたのですが、この3つの中では最も小さくリラックスできるところでした。船着き場から続く細い道の両脇には、綺麗なホテルやカフェが立ち並んでいます。今までの国や町の中でも、建物がかなりしっかり作られている印象を受けましたが、どうやら旅行者向けの宿やカフェだけのようでした。
ヨガのレッスンや瞑想ができるところ、インド風のカフェもあり、リラックスしながら精神的な対話をするのにいい場所のようです。
一休みしたカフェがこちら。なかなか美味しくておしゃれなお店でした。
他の町よりもお値段は5〜10Qぐらい高いかな。
坂を上っている途中で、アティトラン湖を臨む素敵なホテルを見つけました。
プライベートデッキがあり、湖を見ながら食事ができるレストランもありました。
いずれの町もとても穏やかで治安もよく、勉強するにはもってこいの環境なのですが、一つだけとても気になるのは、アティトラン湖の変化。
最初は水量が豊富で綺麗な湖だななんて思っていたのですが、かなり増水が激しく、浸水してしまった建物も出てきています。
船着き場から撮ったこの写真も、よくよく見ると木がかなり湖の中に埋もれてしまっているのがわかるでしょうか?!
この穏やかな土地で覚えたスペイン語は、「トランキーロ」。リラックスするとかゆったりするという時に使います。ちょうど今朝もホテルのお父さんが言ってました。年末年始は、僕たち家族はグァテマラシティーに行くけど、代わりに女の子の管理人さんが来てくれる。このホテルでトランキーロに過ごせるから大丈夫だよって。
アティトラン湖畔の町が、これからもこの湖とともに生きていけますように。
Hanae(^ ^)