フランス⑥フランスでワインを造る日本人 A Japanese wine maker in France/ Un fabricante de vino Japonés en Francia

2015.6.16 Lyon→Grusse, France@Mr.Kagami’s Winery

各都市ともに実に盛りだくさんのフランス。最後は、ろくちゃんの元同僚がお世話になっているというワイナリーへ。

Grusseという小さな町で懇切丁寧なワイン造りをしているかがみさんご夫婦。
山の斜面にある畑を購入し、葡萄を育てるところから醸造、販売まで、そのすべてをご夫婦2人だけでやっていらっしゃいます。
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というのも、自分が責任を持って育てたぶどうで、責任をもって造ったワインを売りたいから。
生産量は決して多くはないため、日本ではなかなか飲めない幻ともいえるかがみさんのワイン。
たった一晩だけでしたが、畑仕事を見させていただきちょこっとだけお手伝い。
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仕事が終わった後には、色んな種類の醸造中のワインを樽からテイスティングさせてもらいました。
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ワインど素人の私には的確な表現でかがみさんのワインを説明することなど到底できませんが、丁寧で誠実な仕事が生み出したワインがいかに美味しいかということだけはわかったような気がします。
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畑を作って葡萄を育て、初めてのワインができるまでにかかる時間の長いこと。
つまり、リスクを負ってビジネスをしなければならないという厳しさ。
毎日、毎月、毎年変わる天候の中で、ワイン造りをすることの難しさと面白さ。

こういう話を聞いて、実際に仕事に触れると、ワインの値段そのものってもう少し高くてもいいんじゃないだろうかと素人考えでは思ってしまいます。
毎年同じ安定した人気の味を造るためにフランスのシャトーがやっている方法だと高級ワイン。かがみさん達のワインは問い合わせに対応しきれないほど人気だけど、有名シャトーの高級ワインのそれとは全然違う値段。
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お金でつける物の価値って、本当にわからないものだなと旅に出て実感します。
人それぞれに違う価値観があるから、それがそのまま世の中のお金で表す価値にはならないのは当たり前なのでしょう。
ただ、これだけ違うということを実感すればするほどに、自分の価値観やモノサシを作ること、もしくは気づくこと、作り続けること、それに従うことが大切なんだなと思うのです。


Hanae(^ ^)