2015.5.4 Vina del Mar, Chile→Mendoza, Argentina@Savigliano Hostel
2015.5.5 Mendoza, Argentina@Savigliano Hostel
2015.5.6-7 Mendoza→Puerto Iguazu, Argentina@車中泊
2015.5.8-10 Puerto Iguazu, Argentina@Hostel Natura
悪魔の喉笛。
なんて惹かれるネーミングだろう。悪魔の如き恐ろしさで、滝が唸りをあげて落ちていくさまを彷彿とさせる。
イグアスの滝は、ブラジルとアルゼンチンの国境に跨がっている世界三大瀑布の一つだ。
旅に出る前から、南米での訪問を楽しみにしていた所でもある。
アルゼンチン側からは、悪魔の喉笛がかなり近くから見られるということで、とてもワクワクしていた。
そもそも。この滝を見るために、メンドーサから長距離バスに乗ること36時間!!二晩の車中泊を経てやってきたのがアルゼンチン側のイグアスの滝観光拠点地プエルトイグアス(Puerto Iguazu)なのだ。
ちなみに、メンドーサからプエルトイグアスの移動で利用したバス会社は、Andesmar。一人1,900ペソだった。名物のバス内ビンゴ大会とかもあって、なかなかに楽しく過ごせた。
これだけ有名な観光地だから、プエルトイグアスの町もかなり都会化されているかななんて思っていたら、さほどでもなかった。マチュピチュのように観光収入があまり町に還元されていないのかもしれない。
お目当ての宿がちょっと高かったので、近くを歩いていて見つけた宿Hostel Naturaにチェックイン。
さすがにその日は長時間移動で疲れていたので、旅仲間に教えてもらっていたステーキハウスのお肉でエネルギーチャージをし、翌日滝を見に行くことにした。
ところで、このステーキハウス La Dama Juana、なかなかのお味!メンドーサで出会った今までの人生最高のステーキを出すレストランOcho Cepasには叶わなかったけど( Ocho Cepasについては、ろくさんブログにすべてを譲ります。メンドーサに行ったら絶対行くべし!のお店です。)、 ステーキにつけるチミチュリがめっちゃ美味しくて好きでした。
そして翌日 。まさかの小雨に慌てて天気予報を確認。午後から明日の方が崩れそうだったため、そのままGO!
イグアスの滝までは、ターミナルから出ているバスRio Uruguayに乗ればOK。国立公園の入場料は、260ペソ。たーかっ!!
雨が降る前にと、さっそく悪魔の喉笛を目指します。公園内を走る無料の列車に乗って次の駅まで。全員一度降りるて次の列車に乗るルールなのですが、かなり待ちそうだったため、私達は線路に並走しているトレッキング道を行くことにしました。歩いて向かっていると、列車に乗っているハーレーのライダーさん達が、やたらと盛上がって手を振ってくれました。
そしていよいよ、悪魔の喉笛へ。橋を歩いていると、向こうからやってくる滝を見終わった人たちの髪が一様に濡れているのに気づきます。
先の方では、まるで湯けむりのようにもうもうとした水飛沫が風に流されているのが見えてきます。
と、ここで。おもむろにTシャツを脱ぎ、海水パンツにゴーグルをつけ始めるろくさん。
一体なんの準備なのか。。。はい、周りからは完全に浮いてます。
でも、これまたハーレーライダースには大好評。「おまえ、つえーなー!」なんて言われながら、滝をバックに一緒に写真を撮ったりしてました。
って、そんな話より滝です!滝!
初めて見た悪魔の喉笛は、ド迫力の水量で滝は真っ白。かなりの高さから落ちていく水がものすごい飛沫をあげていくため、滝壺は全く見えません。
すごーーーい!!
音は思ったほどではなかったのですが、水量がとにかく半端ない。
こんな量の水が、一体どこからやってくるのでしょうか。
ちゃんと説明されたとしても、何故尽きることがないのか、不思議でしかないぐらいの量です。
こんんだけ流れ続けられるんだったら、世界の水不足とかどうにかできるんじゃないかって思っちゃいます。
滝動画を撮ってみたり、滝バック写真を撮ってみたり。
濡れる我慢の限界まで楽しみました。
あー、もうこれで大分満足!と思ったのですが、まだまだ見る滝はあるということで、園内をたくさん歩きました。
滝を上から見たり下から見たり、二段になって流れる滝とか、
滝の飛沫を豪快に浴びる船のアクティビティとか
いろんな景色を楽しむことができました。
また、園内にはたくさんの動物が。こちらはハナグマ。その名前に勝手に親近感を覚えた私は、もちろん一緒に写真を撮りました。
なにより大迫力!の悪魔の喉笛が圧巻だったイグアスの滝アルゼンチン側でしたが、遠景の滝などいろんな美しい景色も見ることができ、歩き回るのがとても楽しかったです。
大自然を前にするといつも思います。自分の身の回りでおきてる事なんて、この光景とは比べ物にならない些細なことだよなぁ。
どうにかなるさって、ね。
Hanae(^ ^)
About The Author
Hanae
東京生まれ東京育ち。大学卒業後、英語を話せるようになりたくてアメリカに留学。帰国後、人の働くやキャリアに関する企画の仕事に携わること約10年。働くって、生きるってを自然と考える日々。どうしても鹿児島でお店をやりたい!旦那さんと共に暮らすため夫婦そろって退職を決めたのを機に、このタイミングしかないとずっと夢だった世界一周の旅に出ることを決意。いろんなことを知るのが好き。なんでかなーって考えるのが好き。
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