アルゼンチン①ブエノスアイレスとチームミチョリパン Mi Choripan in Buenos Aires/ Mi Choripan en Buenos Aires
|2015.2.11-16 Buenos Aires, Argentina@Uenosansoubekkan
当初、ブラジルをまわってから行く予定だったブエノスアイレス。東京の代々木上原でMi Choripanというお店をやっているみんながブエノスアイレスに来ているということで、ルート変更してスクレの次はブエノスアイレスへ。
この旅8カ国目は、アルゼンチン。久しぶりの大都会。飛行機から見た街の大きなこと。それでも東京23区の1/3程度の面積なんだとか。東京って都会がデカいのね。
空港からバスでセントロに向かい、お世話になる上野山荘別館へ。いたー!チームチョリパン!ブエノスアイレスで再会です!!
ブエノスアイレスに来た目的は、チョリパンのみんなに会うこととお肉&ワイン。さっそく、近くで美味しいと評判のレストランへ連れて行ってもらいました。地元の人がたくさんいて、おじさんのサービスマンが颯爽と給仕をする活気ある店内。美味しそうな匂いがバンバン。期待に違わぬ美味しいお肉!
牛肉、鶏肉、豚肉、チョリソー、ミラネッサ。お店でもスーパーで買ったお肉を自分たちで調理しても、どれも安くて美味しかったなぁ。6泊7日で、ちょっと太りました。たぶん。
最近人気だというミラネッサ屋さんへ。
うすいカツレツのような感じのミラネッサ。
キャラクターがかわいい。
自分たちで作った豪華ディナー。
チョリパンはその名の通り、チョリソーをパンに挟んで食べるもの。アルゼンチンのソウルフード。Mi Choripanはおそらく日本で唯一のチョリパン専門店。数年前に世界一周をして日本に戻ったご夫婦が、ブエノスアイレスで修行をして東京に開いたお店。炭火で焼いたジューシーでおっきなチョリソー。チョリソーにあわせて作ったパン。ブエノスアイレスで初めて本場の味も食べて美味しかったのですが、さすがMi Choripan。日本人で東京暮らしの私は、Mi Choripanのチョリパンの方が好きです。
そんなチョリパンを食べてみたいな〜と思った方は、こちらへ(^^)
ブエノスアイレス。毎日めちゃくちゃ天気がよかった!毎朝洗濯して午前中には乾いちゃう。バックパッカーには嬉しい気候です。でも、物価の方は、バックパッカーにはあんまり優しくない。
アルゼンチンペソは今後どうなるかあんまり信頼がなくなっているそうで、ドルが欲しいみなさんの需要で正規レートの1.5倍ぐらいで取引されるという街の闇両替。闇といっても街中の両替してる通りに行けば、そこら中に「カンビオ!カンビーオ!」と叫んでる両替屋さんがいます。
私たちもその話を旅の途中で聞き、エクアドルで引き出したドルを闇両替。同じドルでも$20札と$100札ではレートが違う。同じお金なのに、なんてこった。アメリカでも$20の方が流通してて$50や$100は偽札を疑われるくらいなのにさ。と言ったとことで始まらない。日本からアルゼンチンに来られる方は、$100紙幣のご準備をオススメします。
おいしいご飯の食べ歩きが主目的のブエノスアイレスですが、せっかく長くいるからには観光もということでちょこちょこ行ってきました。
ボカ地区のカミニート。ボカ・ジュニアーズというサッカーチームで有名な下町のボカ地区にある、カラフルな建物が建ち並ぶ小道のこと。観光名所としても有名で、私たちが訪れた日もたくさんの観光客で賑わってました。
カミニートカラーにナチュラルマッチのろくちゃん。
また、町の壁に描かれたたくさんのマラドーナ。
こちら、マラドーナと私。(笑)
一番上手なDIEGO。
足をあげるのに必死。
だいぶ似すぎて自分でも怖い一枚(笑)
町の消防車も青と黄色のボカカラーが!優しいファイヤーマンが消防署の中を見せてくれました。こうやって町全体で応援して盛り上げてる姿勢、好きだなぁ。
レコレータ墓地。墓地なんですが、墓石のデザインが素晴らしく美術館のよう。まるでヨーロッパの街中を歩いてるみたい。ミニチュアの街並です。国民的に人気の元女優かつファーストレディのエビータさんのお墓もありました。
そして、日本にいた時から見てみたかったのが世界で二番目に美しい本屋さん。昔劇場だった場所を買い取って、その内外装を活かして本屋さんにしているそう。
ネットで見つけた写真はこちら。
これは、ぜひ見てみたい!と出かけてみたところ…
うーん、正直ちょっとがっかり。
めちゃくちゃ頑張ってカメラで撮って、このレベル。
確かに劇場をそのまま残してあるのですが、劇場自体がやや小さめ。
そして、これはカメラマジックの悪いところ。おそらく広角レンズでかなり綺麗に光を調整して撮った写真だったみたい。この荘厳な雰囲気はあまり感じられませんでした。でも、これもまた自分の目で見てわかったということで満足。
滞在中に日曜日を挟んだため、サン・テルモの日曜市にも行ってきました。とても歩ききれないぐらいながーーーい出店の通り。
いろんな雑貨が売っていて歩いているだけでも楽しいです。
スカパラみたいな楽隊のみなさん。
歩き疲れた私たちは、一本通りを入ったところにいい感じのカフェを見つけてちょっと休憩。
お店のスペシャルコーヒー、美味しかったです。
トータル6泊と長い滞在となったため、やっぱり一度は本場のタンゴを見てみたいなぁと宿のオーナーさんに情報を聞き、クオリティの高いTANGOが安く見られるというカルチャーセンターのショーへ。
写真撮影NGのためショーの写真は無いのですが、これが想像以上にすごかった!!
情熱的でセクシーで冷静なタンゴ。
複雑な足のステップや舞台上でのスムーズな動き。歌や生演奏の迫力もすごい。
あんなに足を跳ね上げたり絡み合わせたりしてるのに倒れないのが不思議なぐらい。
スリットがながーく入ったタンゴの衣装の意味がよーくわかりました。
一人たったの125アルゼンチンペソで約2時間のTANGOショーが見られるなんて、お得過ぎます。
この数年でインフレになっているというアルゼンチン。バスのチケットなど、一年前のネットの情報からの値上げ率は倍近くになっているものもあり、かなり驚きましたが、街の雰囲気はそんなこともさらりと受け入れてどこ吹く風にも見えたブエノスアイレス。
滞在中は、ちょうどカーニバルの連休期間とかぶっていて、街中のお店はだいぶお休み。
人通りもかなり少なく、開いているのはキオスクぐらい。レストランでさえ営業しているところが少なかった。日本とは全然違うサービス文化なんだなぁと思いました。日本だと、お休みの日ほど書き入れ時なのにね。
この後、旅のルートの都合で再び訪れる予定があるため、またその時にアルゼンチンの暮らしが垣間みられるといいなと思うのでした。
なんだかおうちのような雰囲気で、ゆったりと過ごさせて頂いた上野山荘。
今まで宿泊していた日本人宿よりも年齢層も幅広く、たくさんお話ができて楽しかったです。
清潔な空間と快適な自炊ライフ。デッキが気持ちよかったなぁ。
ありがとうございました!
Hanae(^ ^)