ブラジル②ダイバーシティーに触れる Feel the diversity/ Siente la diversidad
|2015.2.22-24 Sao Paulo, Brazil@Hey Hostel
南米随一の大都会サンパウロ。4泊の滞在で一番強く感じたのは、ダイバーシティ。ずいぶんざっくりした感想ですが、多様な人種の人々があまり距離を置くこと無く比較的フラットに暮らしている感じがしたのです。
アメリカ留学をする前は、アメリカって人種のるつぼでいろんな人種の人たちが一緒に生きてる社会なんだろうな。って思ってたのですが、実際は少し違いました。もちろん多様な人種の人たちがいるのですが、それぞれ別のコミュニティを形成していて、お互いに適度な距離感をもって混ざらずに生きている。だから、るつぼというよりサラダボウルという表現をされるのだと納得したのを覚えています。もう10年も前の話なので、今はまた違ってきているかもしれませんが、当時の私が暮らしてみて感じたことでした。
それに対し、サンパウロはいろんな人種の人たちの距離感がもう少し近かったり、混ざりあって暮らしているように見えました。世界最大の日系人社会があるサンパウロ。私たちが町を歩いていても、他の国よりもアジアからの旅行者として声をかけられることは少なかったように思いますし、ポルトガル語で道を聞かれたり質問されることも何度かありました。
ウユニ塩湖で知り合ったサンパウロ在住の日系ブラジル人の友人。ぱっと見は日本人ですが、サンパウロで生まれ育っているため、ポルトガル語と英語は話せるものの日本語は話しません。こうした日系の人たちも多く住んでいるため、私たちもポルトガル語で声をかけられたのかなと思います。
市民の憩いの場となっているイビラプエラ公園(Paruque do Ibirapuera)。欧米系ぽい人、アフリカンな感じの人、中東ぽい人、実に多様な人たちが休日を楽しむ様子が見られました。特にダンスの練習をしていた人たちにはいろんなペアがいました。また、MASPと呼ばれるサンパウロ美術館では、同性同士のカップルがデートをする姿も微笑ましかったです。
リベルダージ(Liberdade)という東洋人街を訪れたところ、
ちょうど旧正月の春節にあたりものすごい人出!
お正月の初詣も顔負け。道はひたすら、人、ひと、ヒト!
もちろん観光客も多かったろうと思いますが、実に多様な顔ぶれだったのが印象的でした。
こういう独特のお祭りやカルチャーにも興味があるんだなって思いました。
セントロにあるカテドラルと広場。
近くにある歩行者用信号もカテドラル。
サンパウロでは、ろくちゃん&私の前職友人たち&ウユニ塩湖で知り合った日系ブラジル人の友人と会うのが一番のイベントでした。サンパウロのどんなところに惹かれて住んでいるのか、どういうところが好きでどんなところは大変か等いろんな話をしたのですが、その中の一つで人種間の差別があまりないことを挙げられていて、海外で暮らす上では大事なポイントだろうなと思いました。
自分にとって何がより大事で、何は我慢できる程度のことなのか。
自分の生きる場所、自分を活かす場所を求めて海外で暮らす友人達の話はとても興味深かったです。
そうそう、話は全く変わりますが、サンパウロの日々について記録しておきたいことがもう2つ。
FacebookにムービーをUPしていたので、そちらをどうぞ!
サンパウロのハワイアナス本店があるオシャレストリートで撮った写真を最後に。
Hanae(^ ^)