モロッコ②砂漠ツアー The Sahara Tour in Merzouga/ El tour del Sahara en Merzouga

2015.9.20 Fes→Hassi Labied, Morocco@車中泊
2015.9.21 Hassi Labied & Merzouga, Morocco@Wilderness Lodgeツアー砂漠泊
2015.9.22 Hassi Labied→Todra, Morocco@Maison D’hote la Fleur

モロッコは従姉妹との３人旅。短期間だけど行きたいところはたくさん！ということで、フェズのHotel Agadirのオーナーさんに相談。当初、砂漠はマラケシュからのツアーかななんて思ってましたが、いろんな方にアドバイスをいただき沢山助けてもらって、下記のルートに決定。

Supra Tours社の夜行バスでフェズ(Fes)→ハシラビエド(Hassi Labied)に行き、Wilderness Lodgeにてオマールくんの砂漠ツアー。バスは一人130ディルハム。荷物代は重量ごとに別料金。ちなみに私のバックパックは10ディルハムでした。
翌朝、ハシラビエドからティネリール(Tinghir)にバス移動。再びSupraTours社。 一人90ディルハム。ここまでの2区間分を、フェズ駅前のガソリンスタンドTOTALの隣にあるSupraToursのオフィスで購入しました。ティネリールからはミニバスでトドラに向かい、Maison D’hote la Fleurという典子さんがやっている有名日本人宿でお世話になり、トドラ渓谷(Todra)観光。
さらに翌日、トドラからワルザザード(Ouarzazate)に行きアイットベンハドゥ(Ait-Ben-Haddou)を見学し、そのままマラケシュへ抜ける！という欲張りプラン。

なかなかの弾丸ぷりですが、イスラムの大事なお祭り期間にちょうどあたってしまったため、バスがとりにくく頑張りどころ！

ハシラビエドのバス停に迎えに行くよと言ってくれたオマールくん。いないなぁと思って見回すと、ターミナルで毛布被って寝て待っててくれてた！さすが、Wilderness lodge(笑)

ロッジは意外にも可愛らしい内装。建物の中は暖かい。

寝不足の私達はとりあえずそのまま部屋で眠り、朝食とシャワーの後に洗濯。タジンで作ってくれたトマトのオムレツ、美味しかったなぁ。

翌日の準備を諸々整えて、夕方からメルズーガの砂漠ツアーに出発！サハラは砂漠を意味する言葉だそうで、サハラ砂漠っていうと、玉川リバー的な重複表現になっちゃうのだと初めて知りました。

＊準備万端のラクダさんたち。

＊ベルベル人の衣装を借りて準備万端の私たち。

本日のツアーは、私達&従姉妹と関西からシルバーウィークを利用してモロッコに来た男性2人の5人。雲ひとつない青空の下、ラクダに揺られて砂漠をゆく私達。なかなかの高さと揺れで、さっそくお尻が痛くなる一行。ラクダに乗ってるだけなのに、そこはかとなく漂う修行感(笑)自分で歩いたらかなりの距離。でも、ラクダ使いのおじさんは、ずっと歩いてる。すごいっ！

砂漠にうつるラクダに乗った一行の影は、まるで絵本の世界。ナミブ砂漠より少し白っぽいサラサラの砂。ラクダに乗って進むと見渡す限りの広大な砂漠の世界。

夕陽を眺めている間にミントティーを作ってくれてた。暑いのに熱いミントティーが甘くて美味しい。夕食は、野菜&チキンのタジン。野菜の甘味がしっかり引き出されてる。なんとメロンのデザート付き。お腹いっぱい。

月明かりが少し明るすぎたけど、次第に見えてくる無数の星たち。パラグアイで教えてもらった人工衛星が動くのもわかったし、流れ星もいくつか見えた。

運よく無風で温かかったため、みんなおもいおもいの場所にマットと毛布を敷いて、スターベッドの完成！アフリカのサバンナにあるスターベッドは高すぎて泊まれなかったけど、ここでまさか体験できるなんて嬉しすぎる！

と、しばらくすると風が吹いてきた。夜中に目が覚めると砂嵐！とはいえ、今更ここからテントには戻れない。。。毛布を被ってなんとか眠りに戻る。朝も砂嵐で起床。顔中ざらざらで、眼をあけるのも慎重になるほど。口の中でジャリっと噛んだのは砂。それでも、綺麗な星空。目の前にオリオン座が大きく見えた。

砂嵐の中なんとか準備を整えて、ラクダに再び乗り宿へ。少しずつ明るくなってゆく空。たった一泊だったけど、ラクダに乗って砂漠で星空を眺めながら眠れるなんて、本当に素敵な経験だった。


＊ろくちゃんが撮ってくれた砂漠をゆく私。

宿に戻ったのも束の間、すぐさま8時過ぎのバスに乗りティネリールへ。約5時間のバス移動。ターミナルに迎えにきてくれた宿のオーナー典子さん。砂漠ツアーで一緒になったみんなも誘って、この後のスケジュールを再検討。ワルザザードまでのバスチケットが人数分買えなかったので、短期モロッコ旅組の3人は翌日ワルザザード&アイットベンハドゥに向かい、ろくちゃんと私はトドラ渓谷で犠牲祭の終わりを待つことに。

夕方、近くの川で水遊び。思ってたよりも綺麗で冷たくて気持ちいい水。


川遊びの後は、徒歩でトドラ渓谷へ。遠近感がよくわからなくなるぐらい、近い渓谷。


ロッククライミングにチャレンジするという宿の子についていき、見守る私達。ここトドラ渓谷は、ロッククライミングの聖地なんだとか。

ロッククライミングは初めてだというのに、スイスイ登っていく彼女。あっという間に20m到達。30mにも挑戦して成功！スゴい勇気と力にびっくりでした。

Hanae (^ ^)