南アフリカ②ステレンボッシュでワインな日々 Enjoyed to visit Wineries in Stellenbosch/ Disfrutamos de visitar bodegas en Stellenbosch 

2015.9.12-13 Cape Town→Stellenbosch, South Africa@Stumble Inn
2015.9.14 Stellenbosch→Cape Town, South Africa@Cat and Moose Backpackers

世界的に有名なワイン産地としても知られる南アフリカ。ワインランドと呼ばれる一帯にある小さなワイナリーの町ステレンボッシュにやってきた。ケープタウンから鉄道に乗って1時間ちょっと。チケットは一等で一人19.5ランド。車窓を流れるワイン畑とのどかな景色。

ホステルに荷物を置き、ワイナリーの情報を軽く調べ、徒歩とタクシーで行けばいいか、さぁ飲むぞ！と出発した私たち。もちろん今回もお酒の大好きなゆうきくん＆れいちゃん夫妻と一緒。まずは、駅近くのお店からスタート。土曜日で、残念ながらお目あてのワイナリーが休みだったため、お隣の”Darra Cia”へ。


価格やスタイルはワイナリーによって違うものの、どうやらだいたいこの辺りのワイナリーでは5種類で50ランドが相場のよう。安い。わりとさっぱりしていて飲みやすかった。お酒があまり強くない私は、全部を飲みきれないので皆さんにおすそ分け。

次はスパークリング専門ワイナリーに向かいたい私たちだったが、ここからは約7kmの距離。歩きながら酔いをさましつつ、どこかでタクシーを拾おうとするも、一向に見当たらないタクシー。時折バスらしきシャトルが通るものの、満席＆どこに向かうやらわからず乗れない。ヒッチハイクを試みるが停まってくれる車もなく、ひたすら歩き続ける4人組。目的地まであと2.5kmぐらいというところで別のワイナリーBrenaissanceを発見。時間的にも体力的にもガソリンが必要だねという話になり、2軒目をこちらに変更。価格は、1軒目と一緒。2つほどワインにペアリングしたチョコレートがついてきた。ただ、説明もあっさりでワインも実に普通な感じ。
1軒目も2軒目も、ワインテイスティングが主というよりはレストランでワインと料理を楽しむお客さんの方が多いよう。このまま歩いても目的地まで辿り着けないと判断した私たちは、この日はここで終了とし宿に戻ることに。ワイナリーの人に相談をして、シャトルを呼んでもらうことに。やはりこの町、タクシーはほとんどないそう。チャーター的なシャトルをUber(ネットで呼ぶプライベートタクシーのようなサービス)でよんでもらった私たち。料金は、4人で160ランド。期せずして、この旅初のUber利用。しっかりしてそうなシャトルの会社が来てくれて一安心。やっぱり車は早いな〜。当たり前だけど。

翌日。昨日利用したシャトルの会社にメールを送り、テイスティング予約をネットで入れて、朝10時からワインテイスティング！ヨーロッパのホテルのように立派で綺麗な建物が、スパークリング専門店”J.C Le Roux”

いくつかあったメニューの中から、スイーツとのペアリングが楽しめるコースをチョイス。5種類で一人80ランド。

これが美味しかった！ワインそのものもよかったのだけど、それぞれのワインに合わせたスイーツとの相性が最高！特に、ドライなタイプとダークソルティチョコレート、濃厚なスペシャルワインとヌガー、ロゼとキャラメルいちぢくがお気に入り。あまりに美味しくて、弱いくせに5種類全部のみきっちゃった。ようやくワイナリー巡り感が出てきた！

朝のシャトルに迎えにきてもらい、次のワイナリー”ASARA”へ。飲みすぎた私は当然のごとく休憩。ここはかなり歴史が深い。メニューの中から自分が飲んでみたいものを5種類選べて50ランド。というスタイルは自由度高くていいなと思ったのだけど、特に説明もナッシングであっさりし過ぎた印象。お味もろくさんの好みではなかった様子。


帰りは、どうやら地元の人が利用する乗り合いタクシーに乗せてもらい、ショッピングモールへ。ステレンボッシュは小さな町だけど、新しくて大きなショッピングセンターもあって、のどかないいところ。

さらに翌日。土日がお休みで行けなかった地元の黒人女性醸造家Ntsiki Biyelaさんが手がけるワイナリー”Stellekaya”へ。2009年に南アフリカのWoman Winemaker of the yearにも選ばれている有名醸造家さんだそう。ここが、ステレンボッシュで一番来たかったところ！

ここは他のワイナリーとは別格だった。着いた途端に漂ってくるワインのいい匂い。ひんやりとしたセラーに併設されたテイスティングルームでゆったりとワインを楽しめる。5種類で40ランド。なんと他より安いっ！！



全てが赤ワインだったけど、どれも特徴が違って美味しい。全体的には、柔らかく、優しくて上品なイメージ。色々飲んでるわりに相変わらずワインのことには詳しくない私ですが、愛情込めて手間暇かけて造ってるんだろうなというのがよく伝わってきて、すごくいいワインでした。

私達が行ったのは、2泊3日で計5軒。もしステレンボッシュに行く機会がある方は、 “J.C Le Roux”と “Stellekaya”は是非お試しを！

＊飲んだ後の芝生でお昼寝。なんて贅沢！

Hanae (^ ^)