2015.9.6 Windhoek→Sesriem@Namibia Wildlife Resorts Sesriem Campsite
2015.9.7 Sesreim→Swakopmund@Skeleton Beach Backpackers
2015.9.8 Swakopmund→Windhoek@Chameleon Backpackers
ナミビアに来たのは、そう!ナミブ砂漠を見るため! テレビで見た赤茶色の砂丘と死んでしまっているという木々の風景をこの目で見たかったのです。 実は、この旅初めての砂漠。
ツアーにするかレンタカーにするか迷ったのですが、宿で聞いたツアーは4,200ナミビアドル。。。た、高い。。。調べてみると二人で借りてもレンタカーの方が安いという結論になり、レンタカーで行くことにしました。
利用したレンタカー会社は、Thrifty。走行距離制限無しの日産AT車を3日間、タイヤ&ガラス保険をつけて、2,239N$で借りました。前日の昼間に予約したのですが、翌日朝にちゃんと借りられました。
今回行きたいのは、ナミブ砂漠のDune45という砂丘とDead Vleiという朽果てた木々の場所。あと、Swacopmundという町の近くにあるMoon landscapeです。
宿も予約をしておいた方がいいと聞き、ナミブ砂漠はセスリム(Sesriem)という町にあるNamibia Wildlife ResortsのSesriem Campsiteをネットで予約。車中泊で一人154N$。国立公園の入場料が一人85N$でした。また、スワコップムント(Swacopmund)では、 Skeleton Beach Backpackersのドミトリーが1人一泊140N$でした。
今回はカーナビ無しのため、ネットで事前に道を調べmapsmeを見ながら行きました。ホントにmapsmeさまさまです。旅の必携アプリ!詳細ルートはろくさんブログで。
舗装道はRehobothの町辺りまで。あとはひたすらダートです。
ろくちゃんもかなり注意して走ってくれていましたが、途中道を間違えてしまったところで、一度ハンドルをとられて右に左にドリフト!幸い対向車も障害物もなかったため、車も私達も大丈夫でした。にしても、怖かった~!未舗装道の運転、十二分にご注意ください。
10時頃にウィントフックを出発して、キャンプサイトに着いたのが16時30分頃。レセプションでチェックインをし、すぐ隣で入場料を支払いました。24時間有効のパーミットです。
私達はそのまま国立公園に入り、Dune45を目指しました。国立公園内は安心の舗装道。
目の前に広がる赤茶色の砂丘が連なる景色に、二人とも感動。太陽に照らされた側と影になっている側のコントラストがとても綺麗です。Dune45の手前や向かいにも、名もない砂丘がたくさんありますが、どれも格好よかったです。
とりあえず、Dune45を歩いて登ります。
靴に砂が入ってきたり、意外と急な傾斜に苦しくなりつつ、約1時間で頂上あたりに到着。風は吹いていましたが思ったほど強くなく、砂も食べずにすみました。
下りは、たったの8分で影になっている斜面をかけおりました。
柔らかな砂に足を埋めながら降りたのですが、この感触が実に気持ちよくて楽しい!靴にホッピングをつけたみたいにふわふわジャンプしながら降りました。もちろん靴は砂まみれ。靴を逆さにするとざーっと砂が流れ落ちます。
Dune45をひとしきり楽しんで、この日はキャンプサイトに戻ります。途中、ゲートの近くにあるElim Duneに寄りましたがサンセットには間に合わず。それでも、青やオレンジのグラデーションが美しい夕暮れを見ることができました。
この日からサマータイムだったため、ゲートのクローズは20時。私達は、30分前ぐらいには戻ってきました。
キャンプサイトの夜は寒く、ラーメンでも作って食べようと思っていたのですが、キャンプサイトでは火が使えないことをすっかり忘れていた私達。けっきょく、レストランで夕飯を食べました。シャワーもあったのですが、夜も朝も寒すぎてスキップ。寝袋に入って車内で寝ました。
翌朝は、6時の開門と同時にDune45へ。キャンプサイトでは月も星も綺麗に見えていたのですが、砂丘は曇り。Dune45にもモヤがかかるほどで、残念ながら日の出を拝むことはできませんでした。Dune45には登らず、Dead Vleiを目指します。2×4パーキングに車を止め、1人往復110N$のシャトルを利用しました。4×4でも馴れていないとタイヤをとられるようなので、チャレンジする方はご注意を。徒歩で向かう人たちもいましたが、なかなかの距離です。
4×4パーキングからDead Vleiまでは、歩いて15分ほど。赤茶の砂丘を越えると、突然現れた白い地面の一帯。
そこには、枯れた木々がぽつぽつと立っていました。朽果てるとは、こういうことかという荒涼とした景色。乾ききった木々の中には、水を求めあらぬ方向に曲がったように見えるものもあれば、細い枝を落としてほぼ幹だけというような姿のものもあります。その佇まいが、悶え苦しみ物悲しさを感じさせる一方で、全てがアートのようにも見えました。
*白い砂かと思ったらひび割れた岩盤。
砂丘のとある場所からは、右をみれば緑の木が生える土地、左を見れば白い岩盤の朽ちた木々。 このDead Vleiにも、かつては水があり木が生きていたんだろう時を思うと、なんだか不思議な感覚がしました。
Dead Vleiを見た私達は、ナミブ砂漠を後にし、Walbis Bayへと車を走らせました。ここに行けば、フラミンゴが見られるよとウィントフックの宿で聞いたのです。
mapsmeを頼りにラグーンの方へ向かうと、いた!いました!フラミンゴの大群!タンザニアでは、その姿を見ることができなかったのですが、ここではすぐ近くに!しかも、その数ざっと3,000羽。ピンクの体と細い足のフラミンゴが、右に左に移動する様はまるでダンスのようでした。
フラミンゴを見て満足した私達は、Swacopmundにある宿へ。Walbis BayもSwacopmundも町が建物がとても綺麗で、浜辺の高級住宅地といった印象でした。途中海に面した辺りに白砂の砂丘があり、これもまた綺麗でした。
3日目は、Moon Landscapeというビューポイントに向かいました。見渡す限りなーんにもない場所を車で進むと、突如現れたもこもこした地形。へー、月面ってこんな感じなのかと変に関心してみたり。
水が削りとってできたのであろう様々な景色を楽しみながら、一路ウィントフックへ。
スーパーで買ったハム、チーズ、パンで作ったサンドイッチをお昼休憩で食べたりして、15時頃には無事ウィントフックの町に戻ってきました。
お天気はやや残念な部分もあったのですが、見たかった赤茶の砂丘と朽果てた木々を見て、フラミンゴの群れまで見られた2泊3日のレンタカー旅。大満足でした!
Hanae(^ ^)
About The Author
Hanae
東京生まれ東京育ち。大学卒業後、英語を話せるようになりたくてアメリカに留学。帰国後、人の働くやキャリアに関する企画の仕事に携わること約10年。働くって、生きるってを自然と考える日々。どうしても鹿児島でお店をやりたい!旦那さんと共に暮らすため夫婦そろって退職を決めたのを機に、このタイミングしかないとずっと夢だった世界一周の旅に出ることを決意。いろんなことを知るのが好き。なんでかなーって考えるのが好き。
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