ウルグアイ①トランキーロモンテビデオ Feel easy in Montevideo/ Ciudad tranquila, Montevideo

2015.3.25 Porto Alegre, Brazil→Montevideo, Uruguay@車中泊
2015.3.26-28 Montevideo, Uruguay@Willy Fogg Hostel

 

こんなにゆったりした気分で歩ける街は、そうない気がする。

経済の拡大に疑問を提起したリオ会議のスピーチで知られる、ホセ・ムヒカさんの国ウルグアイ。
給与の大部分を財団に寄付していて、大統領公邸には住まずに郊外の牧場で暮らしているため、
「世界一貧乏な大統領」とも言われているお方がほんの少し前までトップだった国。

 

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人口約340万人。南米で2番目に小さい国で、そのほとんどが平地。
最も高い山でも、約500mほどしかないんだそう。
そして、人の数よりも牛の頭数の方が多い。
この旅11ヶ国目となる国。

 

そんなウルグアイの首都モンテビデオで数日過ごした。
モンテビデオにはウルグアイの約半数に近い人が暮らしているらしい。
でも、街を歩いていても人の数はそんなに多い気がしない。

 

この時期、ポルトアレグレからモンテビデオについて感じたのは、秋の気配。
美しく続く並木道では、葉が色づき、落ち葉のカーペットが作られはじめている。
道行く人々も、長袖やセーターが目立つ。
ブエノスアイレス同様、南米なのになんだかヨーロッパのような雰囲気。
毎日それなりに外を歩いているのだけど、危険な匂いがほとんどしない。
もちろん、いつでも周囲に気をつけてはいるものの、この街はなんだかその警戒心が正直ちょっと緩む。
ゆったりと流れる時間、穏やかな空気。お散歩が気持ちいい日々。

 

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日本ではもう桜が咲き出してお花見の季節だという。
今年のお花見は、日本のみんながアップしてくれるFacebookの写真で鑑賞。

 

地球の裏側に来たんだなぁと改めて思う。

 

モンテビデオでは、ろくちゃんたっての希望でワイナリーを見学。
通常、旅行者は受け入れていないというワイナリーなのに、
遠く日本から来てくれたのならと案内をしてくれたディエゴさん。

 

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少し前に収穫を終えたばかりのワイナリーは広大で、美しかった。
ワイナリーで働く従業員は、家賃無料、電気・水道・ガス代込みの家を貸与され、
働き暮らすことができるのだそう。

 

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広大な土地には、敢えてぶどうの木を植えずに自然の姿のまま残している場所がある。
小さな池や、池に集う水鳥たち。大地をかけまわる犬たち。
こういう場所を残すのは、ワイン作りは自然の恵みでできているからだと語るディエゴさん。

 

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モンテビデオ随一の生産量を誇るワイナリーでも、右肩上がりの経済成長を目指すだけでなく、
自然に感謝して自然と共に生きることを考えて実行している。

 

また、これはモンテビデオに限らないのだけど、ブラジル・ウルグアイでは
バスで妊婦さんや赤ちゃんを連れたお母さん、お年寄りに自然と席を譲る光景を度々目にした。
満員であろうとなかろうと、青年でもおじさんでもお姉さんでもおばさんでも、
まったくもって普通のこととしてみんなが動いていた。
お互いに声すらかけるわけでもなく、当たり前の行為なんだということがよくわかった。

 

一時期、日本で電車やバスにベビーカーを乗せる乗せないという議論が盛り上がっていたけど、
ここで暮らしている人たちには、まったくもって論点がわからないような話なんだろうなと
その光景を見ていて素直に思えた。

 

この国の人々の考え方が、この街のゆったりとした雰囲気をつくっているのかもしれない。

 

そうそう、書いておきたいことがもう一つ。
モンテビデオ滞在でお世話になったWilly Fogg Hostel。
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ろくちゃんは、オーナーのカルロスさんから、
「ロッカーに日本語で何か書いて。何でもいいよ!」
とペインティングをお願いされ、人生初のペインティング。
私もちょこっとお手伝い。楽しかった!
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ろくちゃんペインティングの様子はこちらから。
初めてW杯が開催されたエスタディオ・センテナリオは外側からしか見られなかったけど、
近くのフィールドでおじさんたちがミニサッカーを楽しんでいる姿が微笑ましかった。

 

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鍵穴から必死で見たスタジアムの中(笑)芝生が綺麗!
Hanae(^ ^)